ぼっち人事が思う「新卒採用」の目的(数字と効果と心得と。頑張れ人事。)
ぼっち人事の皆さんもそうでない皆さんも、こんにちは。papaoです。
私事ですが、来月から新たに2歳の娘を保育園に預けることとなりました。papao家は共働きではないので、「保育園預けるの無理でしょう。。。」と思っていたのですが、両親の就労状況に関係なく、受け入れをしてくれる公的制度ができたとのこと。知らんかった(;^_^A
そんなこんなで、先月から保育園探しと面接を急ピッチで設定したら、即座に受け入れてくれる園を見つけることが出来ました。ホントに嬉しい(´;ω;`)
「働いてなければ、子育てくらいやれよ!」っていう意見もあるかもしれませんが、子どもって千差万別です。世俗的な言い方をすると「イージーモード」な子もいれば、「ハードモード」の子もいるのです。多分、ウチのはハードなやつ(;^_^A
正直、夫婦ともに疲弊しきっていたので、これで少し落ち着いた時間が作れるようになれば、もっと落ち着いて家庭生活を送れそうな、そんな期待をしています。。。
はい。アイスブレイクっていうか完全に身の上話ですね。失礼しました(。-人-。)
それでは今日のメニューです。
企業は何のために新卒採用をするの?
単なる「数字」以外の効果は?
ぼっち人事に持っていてほしい新卒採用の心得(偉そう(;^_^A)
【企業は何のために新卒採用をするの?】
ちょうどこの7~8月の時期は、中小企業にとっては大卒新卒採用の内定承諾獲得のピーク時期にあたります。
少し遅めに就活を始めた層と、大手の採用試験をパスせずに、中小企業にターゲットを切り替えた層などがまとめてこの時期に結果がでます。
多分、採用担当者のみなさまもお忙しい時期を過ごされているのではないでしょうか?今回の内容が、そんな方々の励ましに少しでも寄与できれば幸いです。
まず基本事項として、新卒採用は何のために行うのか?という点です。
「いやいや、そんなの優秀な人材確保のためでしょ」
「ウチは毎年何人も辞めてっちゃうから、どんどん取らないと人がいなくなっちゃう」
「社長がとにかく躍起で、新卒採用には手を抜けない」
企業によってカラーが違いますし、それぞれ目的は違って良いかと思います。
よほどの優秀層を狙っている採用は恐らく世の中でも希少でしょうし、反対にブラック企業の人事担当は私みたいな人の記事は読まないでしょうから、ここでは敢えて「その他大勢」的なマーケット狙いの採用担当者さんに向けて書いてみたいと思います。
新卒採用の目的は、以下の二つに集約出来ます。
・〇年後の収益化
・数字には表れない「社内活性化」
「〇年後の収益化」は言わずもがな、単に戦力として新卒学生を捉える考え方です。早く勉強して経験積んで一人前になってね、的な要素ですね。
もう一つ大事なことなのが、数字に表れない効果のことです。
可能な限り、この「数字に表れない効果」の部分について、採用担当の方は必ず頭の片隅に置いておくようにしましょう。
【単なる「数字」以外の効果は?】
では、新卒採用の効果とは、どんなものを指すのでしょうか?
それはひとえに「社内活性化」です。
具体的には、以下のような事例を想定しておきましょう。
〇既存のベテラン社員の意識改善
→若い子の目線があれば、仕事サボれないでしょ?
〇「育てる」文化の浸透
→教えて育てる、が出来て、初めて一人前ですぜ。言語化してね。
〇その他、社内改善の実施
→フレッシュな目で会社を見てもらえれば、中の人では思いつかない課題が抽出できる。
papaoの実績としては、実際に仕事中にyoutube見まくってたベテラン社員(サボるけど成果は出すから指摘できなかった)が真面目に仕事するようになりましたし、俗人化されていた業務が標準化されたり、社内規程の改善に新卒クンが関わってくれたりしました。
もちろん、これらは新卒採用しただけで何か起こるわけではなく、新卒社員の反応と影響力を利用して、TOPの意思に基づいた社内改善を行った…という事例です。
新卒採用は、基本的に「社内活性化」に活かしてこそ、初めて最大効果を発揮します。単なる労働力として捉えるならば、わざわざ1年がかりで学生さんを取りに行く意味がありません。ぼっち人事の方の人件費がもったいねぇ説。
【ぼっち人事に持っていてほしい新卒採用の心得(偉そう(;^_^A)】
papaoは新卒採用については5~6年分程度しか経験がありません。そんな私が偉そうなことは言えないのですが、中小企業のぼっち人事として新卒採用に臨まれている方々には、是非とも頑張ってほしいなぁと思っています。
どうしても他の業務と兼任で中々100%の力で採用に臨めなかったり、「思い」をもって学生に接しても、ドタキャンや内定辞退などで心をすり減らすこともあると思います。
でもでも、新卒採用っていうのはただ大変なだけの仕事では無くて、「会社を作る」ことができる、とても重要な仕事です。
他の誰かが真似できるものではなく、貴方じゃなければできない採用があるんです。
papaoが掲げている新卒採用心得、3つをご紹介します。
☆嘘をつかない
→もってのほか。目先の数字目標に踊らされないで。
☆悪いことこそしっかり伝える
→夢ばかり見させない。現実を積み重ねた先にしか夢の実現はない。
☆10年勤めてくれるようにイメージさせる
→人事担当として、10年面倒見ると約束できる人を採りましょう。
細かい説明は部下が出来たときにしようっと←説明サボった(;^_^A
「当たり前でしょ」って思ってくれる方、ありがとうございます。素晴らしい。
今回の記事は新卒採用のテクニック的なお話ではなく、あくまで心得やそもそも論的なお話です。
自分の仕事に疲れてしまったり、嫌気がさしたときには、頭の片隅でこれらを思い返してもらえると幸いです。
人事担当者は時に孤独です。候補者と会社の間に立つが故、両方から懸念を示されることがあります。
でも、どうかご自身の気持ちが持つ限り、頑張ってくださいね。papaoが陰ながら、貴方に頑張れパワーを送ります(=゚ω゚)ノ~~~~~~~☆
さあ、そろそろ皆さん夏休みですかね?
papaoは毎年9月以降にお休みを取るのがほとんどです。みんなが休んでる時ほど仕事しやすいかなぁと(笑)
良いバケーションをお過ごし下せぇm(__)m
ではまた来週。
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