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【人事担当取締役 連載記事】ミドリハナサキ〜いろいろな”コト”〜 〜つなぐコト〜vol.24

この記事は、2021年10月1日に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。


政治と新型コロナウイルス感染症と、大谷くんの話題が続く秋。
こういう時だからこそ、できた体験もある。

Vol.21、22で書いた「職域接種」に関して、京都と東京の2会場で、無事に実施することができた。
「職域接種」=「企業や大学(以下団体)などが、事前に厚生労働省に申し込み、会場と医療関係者を手配してワクチン接種を行うこと」。これについては、皆さんすでにご存じのことだろう。
実はここには、いくつかのハードルがある。そのうちの1つが、「基本的に1回目に接種した同じ会場で、2回目も受けなくてはならない」ということ。しかし、職域接種は日程がすでに決まっているため、もし体調を崩したり、不測の事態が起きたりしたら、どうするのか??(皆さんは、どうすると思いますか?)

答えとして、こんな救済の仕組みがある。
都道府県が、自治体の中で職域接種を行った団体をつなげて、相互協力を促してくれる。例えば京都府では、「京都府ワクチン接種対策室」が府内で職域接種をした団体のメーリングリストを作成し、グループを作成してくれている。
そうすると、他の団体から「2回目を受けられなかった社員を受け入れてくれませんか」といったメールが届く。逆に、ワクチンを無駄にしてはならないので、「●●会場の職域接種で○名分の枠が空いていますので、2回目を受けられなかった方で希望される方はご連絡ください」というメールも届く。
その後は、各団体間で直接メールのやり取りをして相談をするという流れになる。実際、社名も知らない、面識もない方たちと、まるで旧知の仲のように交渉や相談をやり取りするという不思議な体験である。

「つなぐ」という仕組み作るだけで、あとは当事者でやってね…ということだが、これだけで全てがうまく回っていく。
つなぐコトの大切さや、つながるコトの意味も感じさせられた2021年の秋でした。

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