プロローグ:ゲーミフィケーションって何?
集客できない理由
たくさんの商品やサービスがあふれる時代。
たとえ「強み」があったとしても、それだけではお客さまはあなたを選んではくれません。
たくさんの情報があふれる時代。
ありきたりの「売り方」をしていても、お客さまは興味を持ってくれません。
では、どうしたらお客さまが「集まる」ようになるのでしょうか?
もちろん、その答えは「恐怖や不安をあおる」ことではありません。
多くの売上アップのための手法やマーケティングと呼ばれるノウハウは、人の恐怖や不安をあおり、感情を揺さぶった上で、商品やサービスを売りつけようとします。
でも、現代のような世の中が安定し、モノがあふれる時代では、そのような恐怖や不安をあおる方法はドンドン効果がなくなっています。
不安や恐怖をあおるのではなく、お客さまがあなたの商品・サービスに熱狂して、熱中して集まってくる、そのような状況を作ることが必要です。
では、お客さまがあなたの商品・サービスに熱中・熱狂するようになるためには、何が必要でしょうか?
それは・・・「面白さ」です。
「面白さ」があれば、お客さまはあなたの商品・サービスに集まるようになり、集客できる、単価が上がる、リピートにつながる、のです。
つまり、あなたが思うように集客できない、売上が上がらないとすれば、その理由は「面白さ」が足りないからなのです。
”ゲームのノウハウ”でビジネスに「面白さ」を加える方法
私はこれまで多くの、コンサルタント・士業・各種の専門家など自分自身のノウハウや知識を提供してビジネスをしている方のサポートをしてきました。
今でも毎月100社以上のクライアントさんにアドバイスをさせていただいております。
もちろん、私も当初は思うように成果が出ない日々が続きました。
でも、今ではあるノウハウを使うことで私のクライアントさんも私も
「自分のノウハウを提供することで、クライアントに面白いと思ってもらう。そうすることで、熱狂してくれるファンが増え、自分自身も仕事が面白くなっていく。」
ということが実現できています。
そのノウハウが、「ゲーミフィケーション」です。
私は15年以上にわたり、大手ゲーム会社2社で事業戦略策定部門やマーケティングチームの責任者として働いてきました。
その中で、なぜゲームがこれほどまでに人を夢中にするのか、人を虜にするのか、その秘密を徹底的に分析してきました。
なぜ、スーパーマリオで必死に「6-1面」をクリアしようとするのか。
なぜ、ドラクエで夢中になってボス敵を倒そうとするのか。
なぜ、徹夜してまでゲームにのめり込んでしまうのか。
なぜ、寒い冬の日に、朝から並んでゲームを買ってしまうのか。
ゲームを作ってみたら、「たまたまそんなことが起こった」わけではありません。
そこには、綿密に仕組まれた、隠された「戦略」があるのです。
その「綿密に仕組まれた戦略」をノウハウとして体系化し、ゲーム業界以外に活用できるようにしたもの、それが「ゲーミフィケーション」というノウハウです。
人を夢中にする「ゲーミフィケーション」の技術を活用して、「面白さ」を加え「仕組み」を構築することで、お客さまの毎日が楽しくなり、あなたに熱狂してもらうことができるようになります。
そしてその結果、あなた自身も仕事が面白くて熱中してしまう、そんなことが実現できるようになるのです。
「実録!図解で分かるゲーミフィケーション」連載開始!
今回、「ゲーミフィケーション」とその活用方法についてより多くの方々に知っていただきたいと考え、実際のビジネスの中で「ゲーミフィケーション」がどのように活用されているかを解説する「実録!図解で分かるゲーミフィケーション」をnoteで連載することにしました。
ぜひあなたのビジネスにも「ゲーミフィケーション」を取り入れていただき、あなたのビジネスを面白く、そしてお客さまの人生を面白く!していただけると嬉しいです。
人を夢中にさせる17のゲーミフィケーション技術
人を夢中にさせる「面白さ」には3つの要素が必要です。
1. 成長を感じられること
2. 人とのつながりを感じられること
3. 今まで見たこと・聞いたことがないこと
ゲーミフィケーションには17個の技術があり、これらのいくつかを組み合わせることでこの3つの要素を「追加」および「強化」し、「ビジネスを面白くし、お客様を夢中にさせる仕組み」を作ることが出来ます。
成長を感じさせる技術
• レベルアップ
• 不足感
• バッジ・実績
• スコア・ランキング
• レベルデザイン
• プレリレーションシップ
つながりを感じさせる技術
• 競争
• 協力
• 価値観の共有
• カスタマイズ
• イベント
ブースト(高める)する技術
• 即時フィードバック
• ストーリー
• グラフィカル
• リメンバー
• シークレット
• 驚嘆
それぞれの技術についても、連載で詳しく解説していきますので、お楽しみに。
次回予告
次回は居酒屋チェーン店「塚田農場」で活用されているゲーミフィケーションについて解説します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?