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意味のあるマネジメントと淘汰されるマネジメント

こんにちは、Jinです。

随分久しぶりの投稿となります。

私のnoteですが、元々は発信をメインにしながら、後々は収益化出来たら良いなと考えていました。
直近では、その情熱が少し冷めてしまい放置していました。

そんな中で、何か考え事をするときに、ふと自分でこのnoteを見直す機会が多いことに気が付きました。
どんなことを考えていたのか振り返ったり、忘れてしまった言語化した考えを見直したくなるんですね。

今後は、自分の気づきなどを、自分のために残すようなnoteを執筆しようと思います。

敢えてそれを皆さんに発信するのは、自分の意見を客観的に皆さんに見て頂き、感じたことのフィードバックを頂きたいという想いがあります。


マネジメントの種類

では、本題です。

私自身、マネージャー(管理職)にではなく、プレイヤーに憧れていました。
ですが、世の中を見ると、やはり成功する人というのは、マネジメントが上手な人ばかりです。
そこで、「自分はなぜマネジメントをしたくなくて、なぜ成功者はマネジメントをするのか?」ということを考えるようになりました。

まず、マネジメントという言葉で何を思い浮かびますか?
経営者や管理職など、「職位が高い人が遂行する仕事のこと」だとイメージする方が多いのかなと思います。
つまり、マネージャの仕事をイメージして、その仕事のことをマネジメントだと考えることが多いです。

でも、思考回路が逆なんです。
誰かが遂行している仕事をイメージするのではなく、正しいマネジメントとは何かを考え抜く必要があります。


マネジメントには、2種類あると思っています。
「タスクのマネジメント」と「ビジネスのマネジメント」です。


タスクのマネジメント

タスクのマネジメントというのが、まず私達がイメージしやすいマネジメントのことです。
チームリーダーや部長という役職がわかりやすい例だと思います。

その人たちの使命は、「同じ属性の上位互換下位互換にある人を取りまとめて、進捗通りに仕事を進める」ということになります。
同じ属性というのは、例えば、同じ部署のベテラン社員と新人などです。
Aさんの成長の延長線上にはBさんがいて、Bさんの成長の延長線上にはCさんがいるような状態です。

この人たちには、進捗管理やスキトラのテクニックが重要視されます。

進捗管理やスキトラは、人それぞれ得意不得意があり、得意な人たちが出世していくことになります。
ただし、この能力は、実は仕組化することができるようなものです。

進捗管理に関しては、「管理の手段」×「漏れなく正しく管理しているか」で考えることが出来ます。
手段としては、昨今は様々な進捗管理ツールが世に出ているので、ITに任せてしまえばOKです。
漏れの無い管理としては、人間のインプットの精度が原因なのでITに任せることは難しそうですが、
個人の意識の持ち方や運用の整理などで精度が向上します。

つまり、こういったマネジメントをしているということは、「仕組みを作りきらずに、俗人的な管理をしている」と言えると思います。

俗人的な管理を得意とする人が、これまでは重宝されてきました。
それは、これまでは人と人とのコミュニケーションがオフラインであるが故、仕組化が難しかったからです。
そのため、重宝されるべくして重宝されていましたが、これからは違います。
これからは、仕組みが構築された時、ITのツールを導入した時、このようなマネージャの役割が無くなっていくことは明白です。

「役割が無くても、マネージャになったということは仕事が出来るということでは?」と思う方もいますが、そうではありません。
マネージャーはマネージャーの役割を遂行することを得意としているから、マネージャになっているのです。
下位者のスキルセットの上位互換というわけではありません。

「役割を担う」という外的優位性を欠いたマネージャーとプレイヤーを比べると、どちらの方が会社にとって有用なのか。
プレイヤーの仕事から離れているマネージャは、残念ながら往々にして仕事が遅く精度も悪く、また最新のテクノロジーなどを使いこなせないことが散見されます。
もちろん上位者は下位者よりも優秀とした方が何かと都合が良いので、社会ではあまり言われてこなかったですが、
基本的にプレイヤーの方が社会にとって価値のあることがほとんどだと思います。

こういうマネージャーは、年功序列でガチガチな企業に勤めていない限りは、どんどん淘汰されていくことになります。


ビジネスのマネジメント

次に、ビジネスのマネジメントについてです。

全く新しい市場でビジネスを作る時に、そのリーダーが実行すべきマネジメントです。
例えば、スティーブジョブズやイーロンマスクです。
私にとって、彼らが最高のマネージャーということになります。

「異なる属性のプロフェッショナルを取りまとめ、その人たちの考えを発散させながら、軌道修正や情報の集約を担う」というのがマネージャーの使命となります。

全く異なる領域の人たちが同じゴールを目指すというのは、非常に難易度が高いことです。
各人の知識のスコープも異なるので、それらをコラボレーションさせて新しいことを考えるというのは、考えただけでも難しそうですよね。

各人の言っていることを理解するための幅広い知識、その知識を使った多様な意見を引き出すテクニック、
縦横無尽に広がる知識や意見の集約、そして異なるバックグラウンドの人たちの思い(方向性)を一つにするリーダーシップ。

どれをとっても、一朝一夕に身に付くものではありません。

これからの世の中で重宝されるマネージャとはこういうことが出来る人だと思います。


ビジネスマネジメントの習得

どうすればビジネスマネジメントできるようになるか、私も模索中です。
現時点で考えている重要なポイントは以下の通りです。

・多様な知識
 専門家を集めた時の多様な知識を取りまとめるためには、それりなに知識量が必要です。
 それぞれの領域に対して詳しくなる必要はありませんが、概要レベルで把握しておくことは非常に重要です。
 私は、各領域の入門書を読み漁るようにしています。

・デザインシンキングやロジカルシンキングなどの思考術
 多様なバックグラウンドの人たちの意見を引き出し、それを整理するには、相応の思考テクニックが必要です。
 それぞれの思考テクニックについてここで話すことはしませんが、考え方が非常に重要であることは間違いないです。

・自分の軸(キーワード)に対する情熱
 やはり、知識やスキルが身に付いても、世界中にはその上位互換がいます。
 行きつく先は皆同じです。
 そこで、「自分はこのトピックで何とかビジネスを作りたい」というように、キーワードに対して並々ならぬ熱量を持っていれば、
 それが差別化に繋がっていきます。
 個人的には、「ESG」「量子暗号技術」「少子高齢化」「副産物」ということをキーワードにできないか、模索中です。


最後に

本日の投稿は如何でしたか?
マネジメントって漠然と憧れている人が多く、自分なりに定義出来ている人は少ないのではないでしょうか。

私にとっての定義はここでお伝えした通りですが、他のバックグラウンドの人だとまた別の定義になると思います。
逆に、人それぞれ異なる定義だからこそ、人それぞれ目指すべきキャリアパスが違ってくるのだと思います。

私は私の定義でのキャリアパスを描くために、日々考え続けるので、その中でもし何かアウトプットできるものがあれば共有させてください。

有難うございました。


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