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「書けないことは話せない」うまく話せないならまずはひたすら書こうってお話。

社会人になって、「話す」ということがいかに難しいか思い知りました。

だらだらとしゃべり、「結論から話せ!」と何度も怒られてきました。

「質問」されたことに「質問」で返してしまい、「質問に質問で返すな」といわれたこともあります。回答しても「それは回答になっていない!」なんてことも。

また、話しているうちに話が膨らみすぎてしまって、「なにをいいたかったか」自分でわからなくなることもありました。

「話す」っていうのは、実は思っている以上にレベルの高いコミュニケーションなんだと思います。

しかし、そんなボクも「話す」ことにだいぶ慣れてきて、今では会社で人前に立ち「社内研修」をさせていただけるようになりました。

ひたすらに「書く」ことが、自分を今の場所まで連れてきてくれたと思うんです。


書けないことは絶対に話せない

「書く」と「話す」は、よく似ています。

というよりも、途中までの過程は一緒だと思っていて、ざっくりいうと「書く」はこんな感じ。

・伝えること
・伝える順番
・伝え方

「話す」は、さらに「間のとり方」や「スピード」など、いくつかの要素が加わります。「一方向」ではなく「双方向」のコミュニケーションなので、「質問」がくることもありますね。

つまるところ何がいいたいかというと、「書けない」ことは、絶対に「話せない」ってことです。

日頃のコミュニケーションで「うまく話せないな」ってひとは、まず圧倒的に「書く量」を増やすことをオススメします。

「話す」と違って、「書く」は時間をかけることができるので。

「どの順番で伝えたら、もっと伝わりやすくなるかな?」
「どんな風にたとえたら、理解が深まるかな?」

こういうことを時間をかけて書いてみるんです。継続していると、書く時間が少しずつ短くなってきます。そうすると「話す」ときに、自然とことばが出てくるようになります。

そうして圧倒的に書き続けた先に、「話す」が身についてくる。

「書く」の上達が、「話す」の上達につながっています。

どちらもコミュニケーションの「手段」であって、「伝える」という本質のところは一緒なんですよね。


まとめ

誰しもが小学生のころ、作文とか書いたことってあると思うんですけど、あらためて「書く」と、ひとに伝わるように書くことも相当レベルの高いことだとわかります。

不要なことばが増えてまどろっこしくなったりとか、
順番まちがえてわかりにくくなったりとか、
書いてるうちに何伝えたかったのかわからなくなるとか、

もうしょっちゅうです。
でも「書き直し」ができます。

不要なことばは削ればいいし、
順番間違えたなら入れ替えればいいし、
何伝えたかったのかわからなくなったなら書き直せばいい。

書くことは思考を深めることもできるので、正直メリットだらけ。

ボクも「書く」「話す」「思考する」など、それぞれのレベルがまだまだなので、もっともっとたくさん書きます。

今の自分がヘタクソなら努力すればいい。そう思います。

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