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ベテランほどフィードバックを進んで受けにいけ!

これまでそんなこと一度もなかったんですが、最近視力が落ちてきました。

調べたところ「疲れ目」ってやつかもしれなくて、寝不足が続いたり疲れが溜まると、たまにそういう症状が出ることがあるみたいです。

「めぐりズム」を目にあてて睡眠をとると、思った以上に目の疲れがとれます。めぐりズムすごい!

さて。

今回は「リーダーになるほどフィードバックを受ける機会を作っといた方がいい」っていうお話です。



「成長」と「フィードバック」は1セット!

ひとって基本的に褒められるのは大好きなんですけど、指摘を受けるのはあまり好きではない生き物です。

「すごい!」とか「すばらしい!」とかって言葉は言われて嬉しいのでどんどんいって欲しいけど、「それは違うでしょ!」とか「こうした方がいいんじゃないの?」とかは100%素直に受け取れなかったりします。

ですが、「成長」にあたって「フィードバック」は必須。2つで1セットみたいなところがあります。

よいところをさらによくする、改善する必要のあるところをきちんと改善するためにあるのが「フィードバック」だからです。

イメージでいうと「添え木」みたいなものかなと思ってまして、小学生のときに育てていたアサガオって、ちゃんと真っ直ぐ育つようにまわりを囲んでたと思います。

フィードバックはこの囲い (添え木) みたいなもんで、きちんと実施することで、正しい方向、あるべき姿に向かってちゃんと成長することができます。

仕事をするチームの仲間でも、家族であっても、フィードバックしあえる文化を作るのは、とても重要なことなんですね。

でも、特に日本社会においてはこの「フィードバックし合う文化」って感じにくいなーと思っていまして、なんでだろ?と理由を考えたときに出てきたのが、「リーダーが進んでフィードバックを受けないこと」にある気がしました。



ベテランほど苦労してきた分、プライドが邪魔をする

経験を積み重ねた人ほど、苦労の経験も多いです。で、ひとは苦労したことに価値を感じるので、「苦労して身につけてきたスキル」や「考え方」に対してフィードバックは受けたがりません。

プライドが邪魔して、フィードバックを受けるのを嫌う傾向にある、というわけです。

たとえば、高校3年生の部活の先輩が、入ってきたばかりの1年生にフィードバックを受けるってあまりイメージがつかないし、自分が 3年生の立場だったら、本音をいうと 1年生からフィードバックを受けるのってなんかイヤじゃないですか、、、

これがまさにプライドが邪魔しちゃってる例です。

とはいえこれだと、「フィードバックしあえる文化」って、かなり作りづらいと思うんですね。

たぶん、先輩から後輩への一方的なフィードバックが文化として受け継がれていくはずです。

それに自分はフィードバックされるけど、自分は先輩に思ったことが言いづらいって、あまりチームとして健全ではありません。どこかで「自分のことは棚に上げて、ひとにだけフィードバックしやがって…」みたいな不信感が芽生えちゃうと思います。

じゃあどうすればフィードバックしあえる文化を作れるか?って言うと、リーダー (先輩) ほど進んでフィードバックを受けにいく、みたいな姿勢がきっかけになると思うんです。

プライドを捨てて、リーダーが進んでフィードバックを受けることで、その背中を見て育った人たちは同じように「進んでフィードバックを受ける」ってことがやりやすくなります。

コツコツ継続していくことで、少しずつチームに「フィードバックしあえる文化」ができあがっていくはずです。



とういわけで

・成長とフィードバックは1セット
・仕事もプライベートも、フィードバックしあえる文化が鍵を握る
・リーダーとして経験を積むほど、進んでフィードバックを受けにいく
・プライドは捨てる

ざっとまとめるとこんな感じですね。

それに、後輩からのフィードバックの中にだって、きっと成長の機会が隠されているはずですし、少なからず気づきがあるはずです。

本音のコミュニケーションが、自分にとっても、相手にとっても、チームにとってもプラスに働きます。

うんこみたいなプライドは捨てて、どんどんフィードバックを受けにいく、っていうのを大事にしてみます。

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