夜の明けたばかりの通勤:山々の谷あいに雪かと思うほどの朝もやがかかって
はじめに
きょうは急遽、朝から学習サポート。学校休みで生徒が朝からを希望。とりたてて用事はなかったので応じた。昼間にこのところ雨つづきでできなかった作業をまとめてできるのでつごうがいい。
くるまでむかう途中のとおくの山々はこのところ降りつづいた雨を吸っている。ひさしぶりのさむい朝をむかえ、おのおのの谷が朝もやでけむりうつくしい。そこかしこ雪が覆うかのよう。もしくは桜花の時季なのにあまりに白くて見誤るほど。なにもまだおそい桜だけが愛でるものではないと思った。
きょうはそんな話。
夜明けに
空のしらむ時刻がはやくなり、多少の早起きをしてもべんとうをバックにいれ玄関のドアをしめたときには夜が明けていた。昨夕までに弁当2食分を準備したおかげで、けさはわりと余裕をもち起床できた。のんびりと出かけると外が明るい。車の前照灯がいらないぐらい。
北東の風がかなりある。へやをでるとき上着なしではうすら寒い。ただし日中は晴れて気温がけっこう上がるらしい。
あきらかに新しい年度をむかえて県道の信号機のタイミングが変った。3度つづけて交差点にひっかかり停止。どうもまだ慣れない。そのたびごとに運転席から山々をながめる。花粉や黄砂、PМなど粉じんなど雨でながされたおかげですがすがしい。朝もやのあいまに新緑があざやかにみえる。月はじめにめがねを変えて視界がよいおかげか。
桜の咲く時季
そういえば数日まえようやく桜を撮影できた。
研究パートの職場のひろいキャンパス内の1本。まだ6分咲きといったところ。花のあつまる場所をようやくみつけられるぐらい。周囲にはだれもいない。
好きなだけ撮影できるのにまだ満開には達していない。つぎにおとずれる日にはどうだろう。ほかの花々もいっせいにひらいた。ことしは桜がおそかったので、つつじの開花とほぼ同時になりにぎやか。
こんな年もあるんだとあらためて知った。遠いむかし、大学に入学した年もたしかそうだった。そのひと月まえに例年にないほどの雪のなか入試でおとずれたキャンパス。春をむかえて希望どおりふたたび訪れることのできたそこで桜とつつじを同時に見れたのを思い出した。
ことしも4分の1
月日のめぐるのはとてもはやい。いま学習をみている生徒はほんのすこしまえに高校に入学したばかりと思っていたのにもう3年生。あと8か月後には身のふりさきがほぼ決まる。こうして準備をして待つあいだに予習を済ませてnoteをひとつ入力する。それがこのところの日課。
この職場にだけつかう中山間地のもとの家。おおきな窓のそとはいちめんの新緑。まだ日がさしはじめたばかりで春風に夜露をまき散らしながら黄緑色にかがやいている。
おわりに
街なかとくらべるとまなぶ環境としてはほかにかえがたい。しかしここは大雨が降るとおちついていられない指定の場所。ここ4,5年たてつづけに毎年何度かとまりがけで避難していた。学習サポートのあるときはもちろん休講。そんな日と教える日がかさならないでほしい。
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