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果物をいつもより多めに:3か月実践してみて見えてきたこと


はじめに

 街ぐらしにかわり8か月。ようやくここでの生活に落ち着きが出てきた。さて、昨年の11月に厚労省がこんな指針をだした。

厚労省ホームページより

健康面から果物をそれまでの2倍摂ろうという目標。それまでが100グラムだったのがいきなり2倍の200グラム。参考までに50代男性の現状は平均40~55グラム/日程度。

そこで200グラムとはいかほどか。そして3か月ほど実践してみての感想は。

きょうはそんな話。

つくっていたころ

 はたけでやさいとともにつくっていた。ぽんかんなどかんきつを何種類か販売所に出していたほか、キウイフルーツ、もも、びわ、ブルーベリー、かき、くりなど、そのほかにやさいに分類されるすいかやまくわうり。

こうしてならべるとほぼ年中収穫におわれて、山にはいると冬いちごなどをそれ相応にたべていた。つくっていないりんご、アボカド、バナナ以外には買うことはなかった。

ところがはたけしごとをやめて街なかにひっこした現在はうってかわってほぼなんでも買ってたべる立場に。するとこんなに費用がかかるのかとおどろいてしまう。日ごろたべものをふくめて倹約をおこたれない身に「果物をこれまでの2倍摂ろう」といきなり言われても…と感じた。

どれぐらい摂れているか

 ふだんたべているかぬきうちでチェック。基本的にバナナを1日に1本。これで約100グラム。すでに半分クリア。あとはこれにいまごろならばあまなつなどの晩柑を半分程度、あるいはいちご5つぶでのこり100グラム。

これ以外にやさいは350グラムだから(こちらのほうがけっこう目標にとどかせるには意識が必要!)わたしはいつもやさいは店で手に取るが「そうだ、果物。」といちいちあたまに思い描かないとバナナ以外ののこり半分があぶない。

摂りにくい理由は…

 店にむかい、まず手にとるのはやさいと大豆製品もしくは魚、ごくたまに肉。するとどうしても果物のコーナーはバナナ以外はスルーしがち。その理由は価格。

スーパーなどの量販店ではどちらかというとその時期の高級なもの中心。ひと袋400円、500円ではなかなか手が出せない。この価格は肉魚のパックの値段をはるかに上まわり、かなしいかな家計がまわらない。

つまりは価格。つくっていたころはこんなに高いねだんのものはもも以外つくっていなかったので買う立場になり、みかんなどでもこんな高級品はまずたべないなあと店にならぶつくりもののようなものたちをながめてためいきをつく。

やっぱりくふう

 そこでやすい青果店をさがしだす。処分品コーナーに果物がないかまずチェックする。ふだんのものが50%以下でディスカウントされていれば躊躇せずに購入。

つくっていた経験がここで役立つ。処分コーナーのものの多くはたべごろでならぶ。ほぼ数日で食べきるつもりならばうってつけ。しかも安い。それを家でしかるべき方法で保存する。たとえばみかんならば風通しのいい場所。バナナならば熟れてから1本ずつを冷蔵庫へ。

おわりに

 3か月ほどやってふりかえるとお菓子代わりに食事のあとに食べる機会がいちばん多かった。毎日摂るにはそれなりにくふうが必要。ジュースもあるがそれは生が買えなくてやむをえないときにつかう。

やはり生にまさるものはない。ただやみくもに購入しては家計はあっさり破綻しかねないので、旬で露地ものがたくさん手にはいる店をみつけられると理想的。


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