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週はじめの夜半にふだんはみることのないへんな夢とともに思うようにうごかないからだ


はじめに

 このところねむい。寒暖差、湿度や気圧の高低などさまざまな要因もありそう。どうも寝が浅いかもしれない。

連休があけて4,5日しかたっていない今週はとくにそう感じるどうやらひとつのことがきっかけ。

きょうはそんな話。

陽にあたる

 昼間によく陽にあたっていないせいかなと、学習サポートの生徒のための予習をすませたあとはしごと場の庭に出て接ぎ木などのしごと。木かげでの作業でさほど陽にあたった感触がなかった。よく陽にあたるとほのかに感じる皮ふの表面の「陽なたのかおり」がしない。

陽にあたると時差ボケの解消にいいといわれている。そうだそうだと思いつつ屋外に出たがこれでは目的を果たせていない。陽の照っていたのはわずかな時間にすぎなかった。

天気予報では晴れマークがつづいているかのように表されているが、実際にはけっこう雲の多い日がつづく。きのうもまさにそうで、いつもがくもりがちなぶん、陽がさすと印象にのこってしまうぐらい。

ヘンな夢

 週はじめの未明のふとんのなか。「ピンポ~ン」といかにも昼間を思わせるかのようなのんきな音。―うちかなあ、起きなくちゃ、起きて出ないと、きっと何かあったんだ―と思うばかりで起きあがれない。

以前むすこが父の急病を知らせに早朝にたずねて来たことが頭をよぎった。そのときとおなじかも。あせってからだを起こそうとするが肩のあたりに重しがのっかるようでおきあがれない。もどかしい。

これと似たことは高校生のころにたびたびあった。部活で午後9時頃帰り着き、深夜まで数学や英語の予習がかかっていた。うとうとしてふと予習のつづきしなくちゃと思うが起きあがれない。重力が10倍以上にからだにのしかかるかのよう。目だけうごかせてあかるい室内はいつもと変わらないようすなのに自分のからだだけどうも思うとおりに動かせない。

ようやく重いあたまのまま上体をおこし時間をみると、午前2時をまわったあたり。文字どおりの丑三つ時。

そのあと

 さて、ピンポンのあと。右往左往してようやくぼんやりした頭のままよたよたと玄関ドアにむかう。「どなたですか?」とたずねるがし~んとしたまま返事はない。外の遠くで車の発進する音が聞こえた。ふだんとなんら変わりはなさそう。ほんのしばらくのあいだそこに立ったままことの経緯を反芻した。

たしかに呼び鈴が聞こえた。昼間に来訪者の押すいつもの音と変わりない。ドアの鍵をかけたままもういちど小さなのぞき窓をつうじてそとをながめるがなにも見えないし、足音がするわけではない。

そのころになってようやく事態がつかめてきた。夢をみていたかもしれない、高校生のころの経験とおなじかもと思った。うん、きっとそうだ、半分眠りかけて夢を見ていたにちがいない。しばらく起きあがれなかった理由も説明がつく。からだは寝ていてあたまだけ夢うつつ…。

おわりに

 このところのつづく寝の浅い理由はまだよくわからない。昼間の習慣のお茶やコーヒーをやめていたせいかもと、ふたたび飲みはじめたがそれでもあまり変化はない。さずがにごくみじかい車の運転中は集中しているが、気をゆるめていい自宅の昼間の休憩中でもあたまの一部(両方の側頭部あたり)の緊張がほぐれずにぼんやりしたまま。

とくに上半身を中心に運動不足かもしれないなあと、そのあたりを意識しつつ家事をしてうごかすようにしているがどうだろう。

ねむれない理由はヒトそれぞれ。いろいろありそう。

(くじらさんの曲とあとがきを引用させていただきました)



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