起きぬけからしごとさきでも日本茶(煎茶)を飲みつづけている日常
はじめに
昨年の今ごろ、家族が「これ、飲んでみ。」と日本茶(煎茶)を大量に提供してくれた。わたしがこの品を所望していたからそれにおうじてくれたようだ。
のみつづけてほぼ一年。そのようすから。
あさおきぬけに
起きるとおもむろにケトルにみずを汲みいれ、その日1日分の湯をわかす。ケトルがしゅんしゅんと音を立てはじめるころに、オーブントースターがパンを焼いたよと報告してくる。
湯をマイボトルにとくとくとうつし、残りの湯を茶葉をいれた大きめの急須に。このころ目がさめてあいてくる。家でリモートワークのときには半日かけてお茶をさましつつ飲んでいく。
朝のあついお茶。ぼ~とした頭にはいい。なにかのあつまりで親戚一同が実家に泊まり、あさ起きぬけにお菓子をつまみながらお茶をする習慣がむかしからあった。その日、朝食づくりにかかわらない家族とこどもたちはこうして朝食のできあがるのを配膳を手伝いつつ、あさのニュースなどを横目でみながら待つ。
朝のお茶にはそんなとおいむかしの風景がついくっついてくる。
さて、出勤の日にはのこりの急須のお茶をボトルに入れ、弁当をつめる。家族のぶん、わたしのぶんの弁当をつめ、あさごはんとひるごはんがほぼどうじにできあがる。これで30~40分。あと10分かけてそそくさとあさごはんをたべたら、ささっと身支度をすませて車で出勤。
職場で
ひるごはんには携えたボトルのお茶。適度にさめている。このころのお茶をおいしく感じる。
小・中学校のころ。山への遠足には弁当とおやつをリュックにつめ、お茶を入れた水筒とともに列をつくり前の友人たちのあとについて歩く。
途中の休みけいでだいじにひと口お茶を飲み、頂上につくともうひと口。そしてべんとうをたべつつ、ふたにお茶をうつしてのみつつ食べる。水筒に入れられ歩くたびに揺れつづけたお茶はうすい緑色から茶色へとかわっている。あじもどこかなつかしい味。
職場の昼の時間、ふとそんなことを思い出しながら朝つくってきた弁当をたべる。こちらも家でたべるときとはおなじおかずでも味わいがちがう。なぜなんだろう。ここは昨今の状況を徹底させていて、出勤時から退室時までほぼひとり。同室者は窓を開けつつめいっぱい換気しながら、いっしょにいるのは1時間半まで。
そこで場合によってはリラックス室に弁当を持ち込んでそこで食べることも。とにもかくにも徹底。したがって昼ごはんはひとりでもくもくと食べる。するとものの5分かからずたべおわる。むしろ食後の休み時間がじゅうぶんとれるので、そのあいだゆっくりとお茶をのむ。たずさえたお茶とはべつにコーヒーを飲むことも。
お茶をのつつ午後のしごとのだんどりをもう一回確認。さあ、しごと。気分をきりかえるのにお茶はちょうどいい。
これがごく日常の職場のひとこま。
おわりに
そして帰りの運転時にそなえて小さめのボトルにもお茶をいれている。ここから1時間。帰りに飲みのみ運転する。スーパーに立ち寄り食材を入手。買い物ぶくろを車に押しこみ、お茶をごくごく。ことしの夏はあつくてながいので、こうしてつねに水分補給をかねてお茶をとってきた。
こうして記してみるとけっこうお茶がいるなあとあらためて思った。
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