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一眼レフからミラーレスへ ライトユーザー向けの一眼カメラをつかってきて


はじめに

 かれこれミラーレス一眼のカメラを4年ほどつかっている。カメラといえば最初はフィルムを必要とする一眼レフだった。

そして仕事で撮影、趣味でも撮る。

昨今の状況下、仕事以外では家に閉じこもり外出といっても庭に出る程度がほとんど。カメラをむけるのは一年をつうじて家の内や外。庭の花木が多い。これまでのnote記事のタイトル画像のほとんどが家のまわりで撮したオリジナル。色を再現しようとするとカメラのあつかいはけっこう奥が深い。

なかなか肉眼でみたほどの色や雰囲気をだせるように撮影するのはむずかしい。カメラをあつかいつづけてきた経緯を。

カメラを手にして

 一眼レフのカメラをはじめて手にしたのはちょうど王貞治選手が714号を打った日だった。それまで2眼カメラづかいだった父と弟の3人でカメラを買いに。手にしたのはオリンパスOM-1。

サブ機として、あるいはライトユーザー向けの機種。父のカメラだったが、父よりはわたしがもっぱらつかい、こづかいでフィルムを買い撮影していた。

おかげでひととおりの操作をおぼえ、高校生のころは天体望遠鏡とくみあわせてコリメート法で月面などを撮影していた。大学生になるとアルバイトができ、200ミリの望遠レンズ、28ミリの広角レンズと買いたした。

レンズとはいえこんなに高額の買い物ははじめてだったので、半年ぐらいかけてカメラ屋にかよいなんどもたしかめ、納得のうえでの購入だった。やはり期待どおり。とくに望遠レンズは人物や花はバックがきれいにぼけて、つくづく一眼レフだなあと感慨深かった。

フィルムはネガからポジフィルムに。地方だったためリバーサルフィルムの現像やダイレクトプリントのできあがりには1週間以上を要した。

フィルムのころは、リバーサルフィルムとダイレクトプリントによる美しさに魅了された。余裕のない理系大学生のわたしには、リバーサルフィルムと現像代はそうそう出せるものでなく、だいじにつかった。

卒業後にデジタルカメラ(デジカメ)の時代に。フィルムの必要な一眼レフカメラで撮影しなくなった。OM-1は書棚に置いたままに。デジカメはたくさんとってもフィルムを使わず、ふところはいたまない。さかんに練習できた。

さて、撮影

 最初のデジカメは、NikonのデジカメCOOLPIX 995


とてもコンパクト。当時はまだ感度が十分とはいえず、室内での撮影のほとんどはストロボか三脚が必要なほど。その点はフィルムカメラとほとんどかわらないかも。

コンパクトタイプなので持ち運びにはべんりで重宝したが、なにしろレンズは小さい。ストロボ内蔵だが撮影の対象は限られた。あかるい場所での撮影はそんなに不便をかんじなかった。

そして現在はCanon EOS M10。ミラーレス一眼。

2015年から製造され、2018年に購入。もっとしっかりした機種も選べたが、あえて携帯性をかんがえてこちらに。感度などはこの4年間、そんなに困ることなく仕事の暗い対象でもそこそことりくめた。三脚をたてるとまったく支障はない。

それでものちのデジカメや現在のスマホのカメラの感度には到底かなわない。家族の2年前のカメラでは夜景や星空の撮影ができる。とくに三脚にすえつけて長時間のシャッターがあり、天の川など星空がびっくりするほどとらえられる。わたしのEOS M10では長時間露光が無理で天の川はかろうじて。

おわりに

 ここ数年の素子の進歩でカメラの感度は急激にあがり、とくに暗い対象につよくなった。ノイズもほとんど気にならない。いろいろな撮影対象でデジカメでもつぎつぎと銀塩写真に匹敵するほどになってきた。

基本的に1ケタ万円のカメラばかり。じゅうぶん償却するだけつかってきた。そんなに高いカメラでなくともわたしの満足できる撮影ができるまでに。

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