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スポーツの夢をみた朝にふと運動後のつかれのようなものをかんじた


はじめに

 きょうの内容はあまり真剣にお読みいただかないほうがいい。あくまでもそう感じたにすぎないから。最近見る夢はなかなかへん。あわよくば「夢十夜」のようにそのたびに記したいのだが。

きょうはそんな話。

夢のなかで

 よく見る夢がスポーツの場面。中・高校と卓球部だった。ながくたずさわっただけにもちろん寝ていてもよく試合のようすなどが出てくる。とても調子よくぽんぽんスマッシュを決められるときと、まったく思うようにならずになにをやってもだめで完敗してしまう両方をみる。

ふしぎなのはわりとリアルなこと。ピンポン玉の跳ねる音やかるさなど感触もそのままだし、相手がうちかえしてこちらのラケットに球のあたる感触すら現実と変わらない。ちがうとすれば息があがらないことぐらいか。

ありがちなこと

 ピンポンの球はじつにもろい。これはリアルな話だが、部活のふだんの練習でつかう3ダースのうち、けっこう酷使して1,2週間で半ダースほどが割れたりへこんだりしてつかえなくなった。練習でも試合球のため費用がそれなりにかかる。

マネージャーを兼ねており、部長の先生のいる職員室まで新球のはいった半ダースいりの箱を受けとりにむかう。大会前などけっこうハードな練習でいつも以上に消費する。部費の工面はさぞかしたいへんだろうと先生に同情した。もちろんそんなことはおくびにも顔に出されない方だったが。

夢でもおなじ

 そんなこともあり、球のあつかいはけっこう慎重で、練習でとなりの台から足もとにころがってくるとつぶさないようにラケットで場外に飛ばしたりワンバウンドで受け渡したりしていた。

さて、夢のなかでの試合。球をわたされ、審判と試合相手におじぎして対戦がはじまる。わたしのサーブから。ふと手にした球を一度なぞる。新球ならば表面はざらついている。おもむろに卓球台にちいさくバウンドさせて感触をたしかめる。試合まえにチェックされた試合球の小気味良い音。

サーブのかまえからラケットにあてリズムよくわが陣地と相手陣地へと球がはねる。するとなぜかそこでぐしゃりと割れた音に変わる。審判はすかさずノーカウントを宣言。

まあ、こんなこともあろうときもちをいれかえつつ、あらたにわたされた代わりの玉をサーブする。こんどは相手が手をあげた。あきらかに球の軌道がおかしいと審判に抗議。玉がいつのまにか変形してしまいはねない。わたしのサーブのせいではないとこちらも気づいた。

審判も納得して玉を再度替えて気をとりなおしサービス。こんどはへこんでいる。きりがない。なかなか試合はなかみにはいれずとほうにくれたところで目が覚めた。

おわりに

 こんなふうに夢のなかではまともに試合がすすんだことはなかなかない。ほかにもいろいろなことが起こるからじつにおもしろい。よくもまあ、これだけいろんなアイデアがあるものだとわれながら感心する。ただスポーツの夢のあとは目覚めると、なぜかからだのあちこちにかるいつかれのようなものがのこるのは気のせいだろうか。

夢はどういう原理でおこるのだろう。起きるととたんにあらかたわすれてしまう。すかさずメモしておこうとおもうがそのあいだにあたまのなかから消えていく。


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