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様変わりしつつある街であたらしい店をつぎつぎとみつけていくおもしろさ


はじめに

 ここへ移り住んでちょうど5か月。ようやくごく身近なおもな街路のつながりがわかるように。こんなにさんぽをするのにふしぎなもので、目のまえをとおりすぎてしまい、存在に気づけないままの場所や店が多い。

ただ地面をみつめてとぼとぼ歩いたのではなかなかみつからない。顔をあげてきょろきょろしながら目をむけないと知り得ないのも道理。

きょうはそんな話。

チェーン店で

 じつは学生のころからよく利用していた店。市内くまなく拠点がある。移り住むたびに生協とはべつにそこにお世話になっている。そこのもののねだんはだいたいこんなものと心得ている。

たまにちがう系列の店にたちよるとへえ~おなじ商品でもこんなに値段がちがうんだと知る。そうしてしばらく通う。ここへ移り住んでからは品目ごとにこれはここがやすいとか、何曜日に商品のいれかえをしてきまってセールをするとか、すこしずつわかりはじめる。そこがおもしろい。

リュックをかついで、あたかもそうした処分間近のやさいを中心になけなしでもってあつめてまわる。
 

横目で気になっていた店

 そうしたなじみの店とはべつに年末あたりから通いはじめた店がある。いつものさんぽコースでありながらそれまで視野のはしに見える程度だったが、たまたま開店していたのではいってみた。

そこ(看板にディスカウントショップ~と銘うっている)へ入った第1印象はドラッグストア。ところが奥行きが思っていた以上にあり、すすむと生鮮食料品がじつに豊富。

鮮魚をあつかっているので、これまでより近くなのでたすかる。さらにすすむとこんどはホームセンターふうに。なじみのスーパーとずいぶん雰囲気がちがう。豊富な肌着、防寒着、冷蔵庫など電化製品まである。とにかくあぜんとするほど駐車場がひろい。

このように店ごとの特徴をみつけるのは興味深い。いつものスーパーとはあきらかにお客さんたちの雰囲気もちがう。品さだめに余念がないふうにみえる。

さて商品。生鮮品は肉・さかなはわりと鮮度がいい。やさいのほうはごくふつうで種類によっては低価格。乳製品はふつう。のりなど乾物などは大幅にやすい。

さきほどみつけた店

 最初にあげたなじみのスーパー(新規開店)からごくちかくに以前からたちよれずにいた書店をぐうぜん知った。いい道をみつけたらそればかりつかうくせがある。いつもひだりにすすむ道を、ぎゃくに右をむいてそのまま十数歩さきに、なんとその目的の本屋。灯台下暗し。

かれこれ2年ほどまえから行ってみたいと思っていた。このあたりは区画整理があれよという間にすすみ、しかも車でとおりすぎるばかりで不案内。このたびちかくに移り住んだ。行こうと思えばいつでもあっさりみつかはず。そう思いつづけてこの方面へさんぽにむかうがその店はなぜかみつからない。

大まわりになるのでわざわざつかわない、車でももちろん歩きでも一度も抜けたことのない1本の路地の一画だった。

おわりに

 月に何店かみつけては食料品を中心に品くらべする。もちろん個人の商店も出入りし、いまのところ八百屋さんに関してはほぼ毎週通いつづけている。

これでけっこう運動とともに節約になっている。


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