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家しごとにまつわる話

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日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。
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#やってみた

日ごろのせんたくにまつわるほんのわずかだけ役に立つかもしれない話

はじめに  ついさきほど洗濯した。洗いおわったよと知らせる合図が鳴るとキッチンのあらいものの作業をはなれ、屋外の干し場に洗濯もののはいったカゴをかかえてむかう。 もちろん洗濯ものを干すため。そこで何度目かになる「あること」をたしかめた。 きょうはそんな話。 洗濯をたのしむ? 昨今の状況で主業のぼちぼち感をカバーする目的で副業に出ている。主業だけならば歩いてほんのすこしの職場でよいところを、わざわざよりによって車で往復2時間あまりかかる場所のしごとにむかう。 するとやむ

てもちのさまざまなものをどの順序ですこしずつ手放して処分していくか

はじめに  長年生活しているとものがすこしずつふえていく。つかわないのにまだつかえそうとか、なにかになりそうと捨てきれない。 そのままにしていると文字どおりのゴミなんとかになりかねない。あやういのですこしずつ手放していこうとうごきはじめた。 きょうはそんな話。 ものがあふれる  家を2世代むきにつくり、両親といっしょに住むだんどりをととのえていた。ところが両親はもとの家がいいと古い家をじぶんたちでリフォームしてとなりに住んでいる。 そのこともあって家族はすくないの

高くなりつづける電気代を節約できないか さむい冬をいくつかのくふうですごす

はじめに  先月の電気代にはおどろいた。昨年とおなじぐらいの使用量ながらほぼ2倍。これはどうにかしないと。先日の記事につづいていくつか手をうちつづけている。 きょうはその続編。 いくつかやるうちに  電気代の高騰。これはさまざまな理由からみずからのくふうでやりすごすしかない。ここ1か月でおこなっていることをあげてみた。 ①電気事業者のみなおし ②窓の低コストでの断熱 ③電気をつかう器具のつかう機会を3割程度削減 ④電気に代替する暖房へのシフト これらをいちどにすす

しばらくのあいだだれもおとずれていない山は腐葉土にあふれている

はじめに  腐葉土は自然のままならば土壌の厚さにして1年で1mmもふえない、百年で1, 2㎝ほどらしい。 この記事ではおち葉➡腐熟のすすんだ状態➡腐葉土➡土壌と変化していくと仮定してしるす。わたしの生活のはんいでの腐葉土事情。 さむい時期には  ちょうどこの時季。数年まえさかんにやっていた腐葉土あつめ。木の根のはいっている山の土壌をとるのはよくないので、あたらしい落ち葉のすぐ下の、まっくろの朽ちかけぽろぽろふかふか状態のもの(下の写真では左下のもの)をあつめる。 と

ひさびさの渋滞にまきこまれて朝の通勤時間をずらすメリットをつくづく知った

はじめに  きょうはうっかり、ゆっくりと起きてしまった。このところきゅうにさむくなったのでふとんがこいしい。それでも通勤日。しかも車で。いつもより2時間おそい。 これだと以前のとおりだな。そう。この時間に杓子どおりに通勤していた。文字どおり「痛勤」。いちばん混雑する時間。すこしはましになったのかなと本日、車をだしてみたが...。やはり早朝出勤のほうがいいと職場について思った。 あらためてかんじた通勤時間をずらして得たメリットとは。 朝はやく起きはじめて  このところ

てづくりのたまごサンドをつくりながらパン切り包丁のつかい勝手のよさを考えた

はじめに  先週の土曜日はひるからしごとはやすみ。ほっとひといき。そこでひるごはんにたまごサンドをつくろうと思いついた。 ゆでたまごをゆではじめた。前の日に買っておいたパンを切る。そこでふと手にした道具のつかいやすさとありがたみについてあらためて気づいた。そんなおはなし。 しごとののちに  8時にはじめた学習サポートのしごとを午前中に終えて家路に。そうだたまごサンドをつくろうとふとあたまにうかぶ。きのうパンを買ったばかり。まだやわらかい。たまごはおもいのほかたくさんス

朝の息がかすかにしろくなりはじめた おだやかな海風をつかってだいこんを干したくなる

はじめに  朝方、玄関を出て見あげると星がまたたいている。東の低い空だけがほのかにあかるい。いつもどおりの通勤日。運転席のドアをあげると、そのルーフのうえにびっくりするほどまっしろいだいこんのたんざくがならぶ。 そうだった、切り干しだいこん。きのう干したのをわすれてた。おくれて思いだす。ようやく朝の気温がさがり、いっきに乾きそう。 日がみじかい  きのう昼間にだいこんを干した。天気情報を見つつようやく干せそうとひもをカーポートの軒下にはり、はったひもをぬれぶきんでふく

新築から26年目のわが家 ひととおり点検してみた どこがメンテナンスのポイントになるのか

はじめに  家をたてるのは一生に1回で満足できるものではないと聞く。1回でもたいへんなのに2回め、3回目を経験できる方はまれ。建ててからながもちするかはメンテナンスしだい。 そこで、これからの方や建ててまもない方々へメンテするうえで役立つかもしれない情報を。 26年目のわが家。ひととおり点検してみた。どこがガタつきがちなのか。ここ数年でちらほらわかりはじめた。なるべく具体的に記したい。 自然災害で傷んだところ  まず、台風と雪害。自然災害なのでいたしかたない。ある程

洗濯のタイミングを雨雲レーダーで雨雲のうごきを予想しながら決める

はじめに  ひとむかしまえとくらべると洗濯に着手しやすい。その理由は天気情報の雨雲のうごきがこまかく見られるから。 さらにしばらくのちまで雨雲の予測の精度がいいから。これらについて。 あたりまえかもしれないけれど  昨今の病の状況下で家にこもりつづけている。そのため洗濯はほぼ任意の時間にできる。さいきん洗濯物がかわくまで一定時間内におさめると、ニオイを生じにくいと知った。つまりはやく乾かせればよいということ。 あたりまえといえばあたりまえなのだが、それには乾燥もしく

ものごとがうまくいかない理由はかならずある うごかないファスナーを修理してつくづく思った

はじめに  けさ、シーツのファスナー(チャック)がうごかなくなって敷布団からはずせず、洗濯機をうごかすのに間に合わなかった。あせるとなお開かない。 あまりにうごかないので意固地になりかけた。でも、ここでこころをおちつけて、すると…。 かならず理由が  いったんやりだすと夢中になりまわりが見えなくなりがち。ほかをほったらかしにして時間ばかりかかってしまう。敷布団をおおうシーツを洗濯したいのにファスナーがなかなか開かない。 すでに朝にやろうとした段どりがこれでずれはじめ

これからしごとで気の抜けない時期なのでふだんの食事をたんたんと いつものままのわが家の年越し

はじめに  ちょうどいまごろはクリスマスや正月のおせち料理の予約のチラシなどがはいるころ。くわえてこれまでさまざまな宴やパーティーなどに参加してきた。そうした「ハレ」に参加してきた経験からそれにまさるともおとらないおせちの料理の写真を見るとほぼこんなあじだろうなと察しがつく。 こうした商品にかかわる方々にはたいへん申し訳ない話になってしまうが、見ただけでおなかいっぱい。ふだんは質素な食生活をつづけているにもかかわらず、そう思う。バチあたりでかなしいことかもしれないが食欲は

さりげなくわが家と職場で紙を節約できた 1年をとおしてペーパーレスへの道のりとふりかえり

はじめに  キッチン、メモ、ノート、ふくろ、トイレ、はなをかむ…。それらでつかうもの。そう、紙のつかいみち。しぜんと節制してどれぐらいの節約になっているかしらべた。 今回はキッチンでの紙の消費について。どこからむりなく減らせるか。そのプロセスを実行中。 まずは台所  たまたまいただいたキッチンペーパー、キッチンタオル。ものをいただいたことには感謝したいがキッチンの収納の場所をしっかりとってしまっている。わたしはじぶんで買ったことがない。 いくらするものなのか知らない

杞憂であってほしい。輸入がとまると大豆もイモもすぐにはつくれないし養殖魚と畜産飼料も自国でまかなえないままのクニ

はじめに  冷静に現状について記したい。博士(農学)の学位をもち、作物をつくり販売してきた経験からこのクニについて把握をこころみようと思う。いまこの時点で急に海外から食料がはいらなくなると仮定する。こじれて長期化するとまっさきに世界でこのクニほどあやういレベルのギャップをうむ場所はどれほどあろうか。 あまりショッキングな文にしたくない一方で、正常性バイアスにはまりたくない。冷静にじぶんのやってきたことからわが身をかえりみつつ考えてみたい。 (注意)わたしはここで引用し

7,000日間やってみた わが家のいちばんのはたらきもの それはなんと…

はじめに 昨今の状況下、巣ごもりになれてどっぷりつかっているなあと思っていたら、主業がいつのまにか黄色信号、それはそれはと副業に弁当を抱えて向かうこの3か月。 それにともないしみじみあることに気がついた。テーマどおりならば7,000日あまりやってみたとなるかな。その勤労に感謝しつつふりかえりたい。 巣ごもりで たまたまかもしれないがずぼらなわたしには巣ごもりの生活はむしろストレスがすくない。ようやく慣れてきたかなと思ったら、財布のなかみ(もはやかなり以前から手もちの財布