見出し画像

閑話休題 自己紹介

話が後先になってしまいましたが、

少し自分の現状の紹介をしておきたいと思います。

よくよく考えたら、このnoteで自分が何を書こうとしておるのか、

ちゃんと皆様に示すことが必要かと、いまさらながら思いました。

私の現在地はというとプロフィールに書いている通りなのですが、

なぜそんな官能の世界にこの歳で身を投じようかと思ったか

についての経緯をお話しします。

それは、官能がOni7家の家業であるからです。

・・・と、言ってしまえば身もふたもないのですが・笑。

そもそも私という人間は、

父親がエロい小説を書いたことによって生きてこられたわけなのだ

ということに、ここ数年特に思い至るのでありまして、

それはもちろん扶養されていた時期の日々の糧の面で、

の意味もあるのですが、例えば会社で行きづまった時に、

ふと思い出されるのは我が家に出入りしていたさまざまな人々と出会い、

息遣い、熱気の原風景なのです。

キャラクター豊かな原稿取りの方々、ピンク女優のお姉さまたち、

天才的な将棋指し、時には警察やヤクザのお歴々、、、。

官能を通じて鬼六が交流していた全く異なる社会的立場と価値観の人々が、

大きな渦を巻くように我が家を循環し、

幼い私に声をかけてくれていました。

どの人も本当に面白くて、当時適切な言葉にはできなかったけれど、

人の世界ってなんと豊かな空間なのだろうと感じ取っていた。

そんなことを思い出すと、いま会社で向き合っているキツさも、

まあこんなもんか、人生のうちの一側面でしかないのだろうなあと、

妙に達観し、心のバランスを保たせてくれていたのです。

(それが会社から使われる身として良かったのかは別にして)


どうしても官能の世界っていうと固定観念をもって見られますが、

そこを生業にしている人たちは実に生き生きとしていらっしゃる。

当然その分野が好きな人たちであるわけで

当たり前と言えば当たり前なのですが、

ただその嗜好に臆することなく正直に対峙している潔さ、

すがすがしさがあって、男女問わず魅力的な人が多いのです。

そして成功している人はみなさんきちんとしている。

女優さんであれば、自分の容姿に投資を怠らないし、

公私の別もちゃんとしている。

まあそうじゃないぐたぐたの人も中にはいると思うけれど、

それは官能界でなくても、どこもおなじですよね。

こんなに深みがあって、しかも楽しい世界をもっと分け隔てなく

世の人と一緒に楽しめたら、みんなが幸せになるのになあと、

昨今の世知辛い世の流れを見ながら切実に思い始めたというわけです。

そう思い始めたら会社員時代にマーケティング用語でよく使っていた

たとえばシーアールエム(CRM)が「シーメール(shemale)」に、

「ディーエム(DM)」が「ドエム」に、

ピーディーシーエー(PDCA)が「ED支援」に聞こえてきて

一人で愉快な気分になってしまう。

これはもう末期症状かと考えて、

そろそろ組織人でいるのも潮時かなあと思ったわけであります。

さらに父が自分の官能小説を自慰用の「猥文」である

と言いきったのと同じレベルで、

https://note.com/jimshodan/n/n8a767e443dc

小説を、文学であるとかエロ小説であるとかとか、関係なしに

もっと身近にできないかとの思いもあり。

(そういう意味でこのnoteは素晴らしい拠点になりますよね。)

その側面からも何かしら新しい交流の場、ビジネスができないかしらと。

昨今、男女の平等やLDGBといったことが世にかまびすしく、

もちろん私も賛同いたしますが、それならばこういった官能嗜好、

性的倒錯のある人々、あるいはそこで働く人たちの

ダイバーシティーがあってもいいのではないかと思ったりもしています。

(当然犯罪にならない範囲です)

まあ、そんなことをつらつらと考えながら、

人生の後半戦を楽しんでいければと。

読者のみなさんともぜひぜひ今後もつながらせていただければと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?