タトゥーガタリ 〜ボクシング井岡さんの報道について〜
マツモトハジメです。
先ほどツイッタを見ていたら、気になる記事が。
知らなかったのですが、
日本ボクシングコミッション(JBC)ルール第86条には〈入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者〉は〈試合に出場することができない〉と定められている。外国人選手や海外での試合は適用外だが、日本のライセンスを持った選手が国内のリングに上がる際は本項が適用される。
とのことで、実際ファンからの問い合わせもあり、処分を検討しているらしいです。
個人的な感想を先に述べさせていただくと、
「ルール違反はよくない、ただタトゥーは悪くない」と思います。
見たくないものを見せられた人が不快な思いをするのは良くないとは思います。ただ、それは隠さなくてはならないルールを守れなかった当人が問題なので、それをタトゥーという文化そのものが悪いとされるのは、筋違いです。
そして、ルールに疑問を呈するのであれば、外国人選手・海外での試合ではOKという点に違和感は感じないのでしょうか。
なぜ外国ではOKで日本ではNGなのか?
これは日本が、タトゥーという文化への理解が浅いことを見事に表していると感じます。
日本人のタトゥー文化への理解の浅さは、スポーツに関連したニュースで露呈することが多く、以前もラグビーW杯の際、議論になりました。
実は僕がnoteを始ようと思ったキッカケは、自分が大学生の頃に書いた、
「イレズミ(タトゥー)」に関する卒業論文を、
うまく構成し直して、世の中に発信できれば、と考えたことからでした。
まだまだ日本で許容されていないイレズミの文化が
いかに素晴らしい芸術であるか、卒業論文の2万字には収まりきらなかった自分の思いをまた新たにまとめてみたい。
そんな思いでnoteを始めて、すぐのタイミングでこのニュース。
何か運命的なものすら感じます。
今後、タトゥーガタリと題して、
イレズミに関しての投稿をしていこうと思います。
僕の考えは一貫して変わりません。
イレズミはアウトローな側面も含めて、文化であり、芸術なのです。
僕のこれからの投稿が、少しでもイレズミについて考えるキッカケの一助になれば幸いです。
では。
●マツモトハジメ●