もう洗濯物を畳む行為は私を幸せにしかしない
こんな私にもやる事が色々あるのだけど、基本的に頭の中が多動であるのに加えてスマホにどっぷり依存気味なので、気を抜くと様々なことが抜け落ちていく。
やる事・やりたい事に手を付けられないのは切ないので、デイリーウィッシュリストなるものを作ってみたのだが、逆にやる気が失せてしまった。
例えばこんな感じ。
・ヨガレッスンを受ける
・布団の洗濯
・1週間分の献立を考える
・お花の水切り
・ラベル印刷
なんだろう、この一切のときめきを取り去ってしまったかのような文字列は…。自分でやりたいと思ったことなのに、こうも素っ気ない感じにされると興味が失せてしまう。
何だか悲しくなったので、「どうしてやりたいのか」「行動してどんな感情を感じたいのか」までを書き出してみた。
そうしたら驚いたことに、リストの文字列たちが輝きを取り戻した。
輝きとときめきを取り戻したリストがこちら。
・ヨガレッスンを受けて心身ともに爽やかさを感じる。
・布団の洗濯をして綺麗にする。夜はフカフカの布団で最高の気分で眠る。
・1週間分の献立を考える。1週間分の悩む時間が減り、夕飯作りが楽に楽しくなる。
・お花の美しさを堪能して満たされた時間を過ごす。
・〇〇さん用のラベルシールを心を込めて印刷する。〇〇さんも喜んでくれる。
人間が行動を起こす理由は2つしかないと聞く。
快を得たい時と苦痛を避けたい時だ。
書き直したウィッシュリストはその先に「快」がある事がハッキリ分かるから、楽しくリストをこなしていく事ができた。
毎日刹那的に生きている目的意識が薄い私みたいなタイプにはなかなか良い方法だと思う。すぐ手に入る「快」が何よりも好きだからだ。
そして…!!!
この方法を取り入れると、苦手だった家事が嫌じゃなくなってきたのだ。
何を隠そう、洗濯物を畳むのが嫌いだ。洗濯全般が苦手な分類に入るけど、畳むのが飛びぬけて嫌いなのだ。
しかし放っておくと2日も経てば家族5人分の衣類やタオルが、日本昔ばなしのてんこ盛り白米のように山になる。もちろん頻繁に雪崩も起きる。部屋がよけいに散らかる。あーーもう嫌だなぁ誰か畳んでくれないかなぁとブツブツ文句を言いながら作業をこなす日々だ。
でも、それが「なぜやるか」「どんな感情を得たいのか」という視点を取り入れたことによって変化した。
「洗濯物を畳んで仕舞うと、私はどんな状態になるのか」
↓
「部屋が片付いて気持ちが良くなる」
なんと…!!洗濯物を畳むのは自分のためだったのだ。
自分が気持ち良くなりたいから、畳む。
洗濯物を畳むと「快」なのだ。
うわーーーー!!全然気づいてなかった!!!
目から鱗が10枚くらい落ちた気分だ。
大袈裟だけど、一番嫌いな家事が「快」に転換するのってシュフにとってはかなり大きな事だと思う。(何せ毎日5人分だしね…!!)
「目的意識を持つ」「なぜこれをやるのか考える」
これがこんなに腹落ちしたことはなかった。洗濯物よ、ありがとう…。
もう洗濯物を畳む行為は私を幸せにしかしないのだ。
我が人生の幸せの総量が自動的に増えた、記念すべき瞬間だった。
「これをやって何を感じたいのか」
自分で得たいものを描くのって気持ち良いのだね。
そんなパラダイムシフトな、覚え書き。
読んでくれてありがとう♡ 燃え尽きて死ぬまでの燃費代にします🙏