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2021夢日記 心を読み取るリポーター ji-jyo 9月19日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢はなんだか少し気色悪い展開だった。

始まりは何気なくつけていたテレビを観ているところからだった。

途中から観始めたこともあり最初はよくわからなかったが、どんどん進行していくうちに何かのドキュメンタリー番組なのだと気づいた。
時折挟まれる映像には火山の噴火がよく登場した。テーマは火山なのか。少し世界ふしぎ発見的な番組のように感じた。

『みなさん。こちらの素敵な街並みをご覧ください。なんとも美しい光景です。しかし、この場所は遥か昔、大きな噴火により大量の火砕流に飲み込まれた歴史を持つ街なのです。そしてその脅威は今もなお続いています。』

ほうほう。まだ火山は生きていて、まだ噴火の可能性を秘めているということなのか。

『ではこの細道を歩いて、過去に火砕流が流れ込んだ痕跡の残る建物へ足を踏み入れてみましょう。おっと。この道は一方通行のようだ。一度引き返します。』

このリポーターは何を言っているんだ? 一方通行? 徒歩で移動しているのに特に気にすることなんて…。

『今。そんなこと気にする必要なんてないとお思いになったでしょう? しかしこの街は厳しい規律が多く残ることでも有名です。故意に違反をすれば、些細なことでも罰せられることもあり得るのです。』

そ、そうなのか。なんだか大変な街だ。

それからリポーターはしばらく無言で細道を歩き続けた。カメラマンは後ろから続きリポーターの背中を映し続ける。そんなリポーターの後頭部はやや薄くなり始めていることに気づいた。その瞬間沈黙を破ってリポーターは喋り出した。

『今。私の後頭部が薄いと感じましたね。でもそれは間違いです。これでも数年前からの治療によりだいぶ改善され今も髪は増え続けているのです。』

そ、そうなのか。ていうかそんなこと今話すか? それに僕が思った疑問に即座に反応したような絶妙なタイミングだったな。何だか変な感じだ。これって別に生放送じゃないよな。

『生放送だろうが、そうじゃなかろうが関係ありませんよ。私には何でもわかるのです。おっと話しが逸れてしまいました。それでは目的の場所まで急ぎましょう。』

…。間違いない。気持ち悪いがこの映像の中の人物は僕の今考えていることがわかるみたいだ。ちょっと恐怖を感じ始めテレビを消してしまおうとしたところで今日は目が覚めた。

へんてこりんな夢だったな。まるで時間軸がごちゃごちゃな展開だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 8月夢日記 ~ji-jyo~】


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