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2021夢日記 多目的古民家と手裏剣 ji-jyo 10月26日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢は何とも不思議な展開だった。

始まりはいつの時代か、かなり古い古民家といったところからだった。

古民家と言っても広さはかなりの大きさで、お屋敷とも呼べるほどのものだった。

そこにはもちろん住居として使用するところもあったが、同時に獅子鍋を提供するお店、手裏剣を販売するお店、そして病院が一緒になっているなんとも多目的感満載の家だった。

そんな場所で最初は休む間もなく大きな寸胴から獅子鍋をお椀に盛り付ける作業に追われていた。昼時のようで家の外には獅子鍋を食べに来ている人たちが大勢いた。いったいあとどれだけ盛り付けを続ければ終わるんだと思っていると突然、外から大きな声が聞こえてきた。

『どいてくれ!!』

その瞬間持っていたお玉を鍋に落としながら外を見ると、白い布で出来た担架に乗せられた人が運ばれていた。どうやらこの屋敷の病院に運ばれたらしい。

『ちょいと! 緊急の怪我人だ。こっちを手伝っておくれ!』

店の奥から女将さんのような人が呼んでいる。周りには誰もおらず呼ばれているのは明らかに僕のようだ。でも怪我人て僕は医者でも何でもないのに何を手伝うと言うのだろう。

とにかく呼ばれた病院側の部屋にいってみると、担架にのせられた人はもう死んでいるのは明らかだった。

無惨にも片目には手裏剣が、左胸には小型のナイフが刺さっている状態だった。もう救いようがないこの状況でいったい何をすればいいのかわからず立ち尽くしていると、

『何をぼうっとしてるんだい! 早く手裏剣を抜いて処分するんだよ!』

『はい? どうして手裏剣を…。』

『はぁ~! あんたは本当にどんくさいね! この刺さった手裏剣はうちのものなんだよ!こんなのがばれたらこの先手裏剣業が続けられなくなっちまうだろ! そしたらあんたは飯抜きただ働きだよ!』

何なんだ。いったいこの状況は。そんなこと言われてもそんなことやったことないし、何なら死体を目にするのも初めてなのに、いきなり手裏剣を抜けと?
いやー出来ないよ。飯抜きは嫌だけどさすがにこれは…。

『おやおや。坊っちゃんにはまだ荷が重いかもしれませんな。』

困り果てた僕の後ろからおばあちゃんのような声がする。

助け舟かと振り返ったその視線の先にはなんと中村玉緒さんが立っているのを見たところで今日は目が覚めた。

もう何が何だかよくわからない夢だった。
夢でもやっぱり死体はダメだよと思う朝だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 9月夢日記 ~ji-jyo~】


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