見出し画像

国際結婚(人種が違う人との生活)で地味に辛いこと【ベルギー日記n°86】


正確に言うと、夫と子供と日本で生活していたときはそんなに困ってはいなかったので、国際結婚で辛いことではないかもしれません。現在の夫の両親との同居生活で地味に辛いことです。それは、

家の中が暗いこと。

夫家族はみんな目(虹彩)の色が薄いので、黒い目(虹彩)の日本人よりも光を強く感じるようです。なのであまり家の電気をつけません。
昼間など、太陽が出ている時ならまだいいんですが(ベルギーはつねに天気悪いから昼間でも薄暗い日が多いけど、、、)、夜も大きな照明をつけず、小さな間接照明だけで過ごしています。

く、くらい、、、

間接照明だけでも、夫家族は十分見えているんだと思います。がしかし、私はほぼ見えません。
そしてこれは私の問題ですが、薄暗い部屋があまり好きではないのです。

夫家族がテレビを見ている光景は、私にとっでは暗闇の中でテレビを見ているようなものです。「テレビを見るときは明るい部屋で離れて見る」というのが常識のもと過ごしてきた自分としては、違和感しかない光景です。でも見え方が違うので、私の目には暗闇でも、夫家族の目には明るい部屋なんだと思います。
さすがに子供と遊ぶ時は見えないと危険なこともあるので、電気をつけさせてもらいます。

日本にいた時も、自分に比べると夫は電気をつけていませんでした。私と子供が先に寝たときなどは、やはり暗闇の中でテレビをみたり、ゲームをしたりしていました。初めてこの光景を見た時は、雰囲気を出すための演出かと思いましたが、夫にとってはこれが普通だったようです。

日本にいた時や、今も、部屋に夫だけの時は、暗いと思えば夫に断って電気をつけさせてもらうし、自分たちの部屋にいる時は、好きなように電気をつけているので、さほど困っているというわけではなく、地味に辛いこと、というわけです。それに、もっと大変なことはあるので。。。ひひひ(闇)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?