見出し画像

これまでの私とこれからの私

MBAへ進学することが決まってほぼ4年間働いた会社を辞めた。入学まであと1ヶ月の今、この4年間を振り返ってみると本当に面白かった。
 
勤めた会社で今世の中で変革を起こす根源である情報技術を初めて勉強し、どれだけ面白いことかがわかるようになった。それから基礎なITリテラシー、システム設計、ビジネスへの導入まで足を止まらず探究して、周りの方も沢山教えてもらって本当に感謝しかない。
 
その時偶然、いやもしく必然かもしれないが一つの課題が私の脳の中に現れた。オンラインが賑やかになった今(それはそれでいい)、楽しさが減ってきたオフライン生活はどうなるんだろう。自分もオフライン店舗で利用するシステム
を開発しているお陰で、それを知りたくてしょうがない、でもわからない。その時に目に入ってきたのは落合陽一さんが研究しているデジタルネイチャー。
 
著作の帯に「十分に発達した計算機群は、自然と見分けがつかない」がある、いい言葉だが理解できない。そして、デジタルネイチャーを記述する本を買って読んで、Weekly ochiai(落合さんの番組)を見て、遂に落合さんのオンラインサロンに参加した。本人の思想をよりよく理解して、そこに私が知りたい結果があるといいな。
 
デジタルは質量のない自然、人間は質量と身体性に憧れ、定住遊牧民、祝祭性、コンヴィヴィアル、全部これまで知らない言葉だ。それをちょっとずつ理解し(まだわからない)、塾生(サロンメンバ)の皆さんと毎日ワクワクしながら世界の未知を探索している、とても楽しんだ。さらに去年からAGI元年に緊急突入し、手を動かして画像と動画を生成したり、AIに問題を投げたり、毎日「感動できる」と「喜びを共有しよう」の言葉が日常に満ち溢れている。
 
まだオンラインとオフラインを融合する形が見えない、どう楽しくすることがわからない。ただそれは必ずテクノロジーたちに支えられ、楽しい未来だと信じている。ポストコロナでちょっとずつ賑やかに戻ってきたオフラインは元の形に戻すのではなく、新しい形を作る。ChatGPTでアイデアを洗い出して、mid-journeyやstable diffusionでデザインし、効率を高めるいい道具が沢山ある。
 
ただ、それより重要なのはそれを使って何を作ること。それをちょっとだけはっきりさせるために私が大学院に行って勉強する、これからも頑張るよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?