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股関節と膝関節の関係
〇股関節の内旋が強い
股関節の内旋が強いのは大腰筋が硬くなり、大腿骨を上に引っ張っているから。
反り腰で腰椎椎間関節が硬くなり、腰椎屈曲に制限がある。
股関節が内旋し、腰椎が屈曲しないため、股関節の屈曲に制限がある。
腰痛の人も多い。
中年女性に多い。
しゃがむと股関節の前が痛い。座位で膝を抱えられない。座位で反対の下肢の腿に足首を乗せられない。
股関節は曲がらないが、股関節が内旋しているため、
第一肋骨、第二肋骨と中斜角筋、後斜角筋
通常、くびの付け根には、中斜角筋と後斜角筋、第一肋骨、第二肋骨が作る窪みがある。
しかし、頭の位置が前に出ると、前に出た頚椎に引っ張られて、後斜角筋が伸ばされ、第二肋骨が上に浮いてくる。
第二肋骨が浮いてくると、肩甲骨上角と触れるようになり、結滞動作や、90°外転挙上の制限となる。
また、その状態が長く続くと、第二肋骨と肩甲骨上角が癒着する。
解決策としては、後斜角筋を中斜角筋から剥がすよ
バネ指になる過程の考察
親指、人差し指を使いすぎる。
大小の菱形骨が舟状骨を押す。
中指の浅指屈筋、深指屈筋腱が舟状骨に乗り上げ、親指側にズレる
腱に炎症が起こる
周辺組織と腱が癒着する
指が伸びなくなり、関節が拘縮する
つまり、バネ指は、腱の位置のずれと、腱鞘炎による周辺組織との癒着、関節の拘縮を解決すれば治る。
足指の付け根の痛みに関する考察
足指の付け根に痛みやしびれを訴える方がいらっしゃいます。
モートン病などもその一種です。
この足指の付け根の痛みの原因の一つが、足指の付け根の脂肪体が浮指の影響で、指の側に移動し、足指の付け根のクッション機能がなくなってしまうことにあると考えています。
解決策としては、足の指側に移動してしまった脂肪体を、足指を伸ばしながら、足の付け根の本来ある場所に向かって、押し戻すと良いです。
五十肩における棘鎖角の影響
棘鎖角が広がる時は、肩甲骨からの力が鎖骨に伝わるため、上腕骨を押したり、締め付けたりしない。
棘鎖角が狭くなる時は、上腕骨頭を押す力が加わるため、ローテーターカフにより、上腕骨頭が締め付けられ、上前方に変位する。
上前方に変位するのは、一番緩いのが上前方だから、締めつけた時の圧力が、上前方に逃げる。
五十肩において上腕骨が上方に引き上げられる理由の考察
五十肩においては、上腕骨頭が上方に変移し、インピンジメントが起こる。
なぜ、上腕骨頭が上方に変位するかを考えると、おそらく、小胸筋と肩甲挙筋が緊張することで、肩甲骨が前傾+下方回旋し、前に回転しながら頚椎方向の斜め上に引き上げられるからだと考えられる。
その際に棘鎖角がかなり狭くなるが、棘鎖角が狭くなる時には、上腕骨頭を外側に押す力がかかり、その際にローテーターカフが引き伸ばされる。
引き
前腕回外した時の手首における引っかかりについて
前腕回外の時に、手首で引っかかって回外しきれない時は、舟状骨・月状骨・三角骨が橈骨に埋まっている。
埋まってしまった手根骨を引っ張り出すと、回外の引っかかりが解消する。
座っている時の股関節や仙腸関節の痛みしびれ
膝関節を曲げている時に、股関節を押して、股関節の骨頭が前に出てきていることがある。
の時は、膝関節で脛骨が大腿骨を押しているので、押さないように調整する。
仙腸関節の調整と股関節
仙腸関節の調整時には、股関節のひっかかりを考慮する必要がある。
利き手利き足検査で荷重しやすい側でも、股関節が悪いと加重しづらくなっていることがある。
座位で左右前と左右後ろの体重移動検査を行う。
股関節のひっかかりによる抵抗感は、腸骨の幅広い範囲ででる。
特に、ASISやAIIS辺り、腸骨の上縁など。
肩甲上腕関節の引っ掛かり
肩甲上腕関節の引っ掛かりが或る時には、4つの可能性がある。
1.肩鎖関節で鎖骨が肩甲骨を押している
2.肩鎖関節で肩甲骨が鎖骨を押している
3.肩甲上腕関節で上腕骨が肩甲骨を押している
4.肩甲上腕関節で肩甲骨が上腕骨を押している
もっと辿っていくと、肩鎖関節で鎖骨が肩甲骨を押している場合には、胸鎖関節で鎖骨が押されていないか確認する。
鎖骨が押されていた場合には、肋骨が胸骨を押していないか確
結滞動作時の上腕三頭筋と大円筋
結滞動作時には、大円筋が縮み、上腕三頭筋が伸びる。
その際には、縮む大円筋上を上腕三頭筋が滑りながら縮んでいく。
結滞動作の主導筋は、大円筋。
大円筋が肩関節を内旋・内転させる。
⇒結滞動作の終了姿勢をみると、大円筋が一番短くなっている。
結滞動作の改善には、大円筋が最大限に働けるようにする必要がある。
・大円筋と三頭筋の癒着
・大円筋の上に覆いかぶさっている広背筋との癒着
・大円筋の方向に