第一肋骨、第二肋骨と中斜角筋、後斜角筋

通常、くびの付け根には、中斜角筋と後斜角筋、第一肋骨、第二肋骨が作る窪みがある。

しかし、頭の位置が前に出ると、前に出た頚椎に引っ張られて、後斜角筋が伸ばされ、第二肋骨が上に浮いてくる。

第二肋骨が浮いてくると、肩甲骨上角と触れるようになり、結滞動作や、90°外転挙上の制限となる。

また、その状態が長く続くと、第二肋骨と肩甲骨上角が癒着する。

解決策としては、後斜角筋を中斜角筋から剥がすように後ろに引く。
すると、第二肋骨の浮いてハネているのが調整される。
癒着がある場合には、肩甲骨上角から第二肋骨を剥がす。

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