ありがとうの魔法
障がい者雇用で働いていた時にお世話になっていた先輩(男性)のお話。
自己肯定感の低いわたしはいつも「すみません」「ごめんなさい」と自分が悪くなくても謝るのが癖だった。
いつもの癖ですみませんと先輩(以下Hさん)に謝った際にHさんはこんな風にお話ししてくださりました。
「どうして何も悪くないのにいちこさんはいつも謝るんですか?
?俺はすみませんやごめんなさいより、ありがとうって言われた方が嬉しいなぁ」
それを聞いたとき、わたしはハッとして同時にとても嬉しく思いました。
わたしはHさんのお話しを聞いてからありがとうの魔法と名付けて、謝る癖を少しずつ直していった。
Hさんは忙しい時でも、いつでもきちんと向き合ってお話ししてくださるとても素敵な先輩でした。
わたしがすみませんじゃなく、ありがとうと言えるようになった素敵なきっかけのお話しでした。
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