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思春期のお子さんが思い通りにならないときに読む記事

こんにちは、自学道場ヘッドコーチの
やっすーこと安永吉光です。

お子さんが思春期になると、
なかなかお母さん、お父さんの
言うことを聞かず、
勝手なことばかりしたり、
ダラダラ怠けているように見えたり、
それらが原因で親子げんかしたりと
悩まれることが多いです。

子どもの発達で言うと、
思春期は第二次性徴期と重なり、
精神的だけでなく、身体的にも変わる頃。

声変りが終わる頃までは、
昼間でも起きていられないくらい眠くなったり、
食欲が旺盛になったり、逆になくなったりと
不安定な時期でもあります。

この間に受ける刺激は、
他の頃に受ける刺激よりも
強く感じられることもあり、
思春期に関わった人間関係は、
その後の人生にも影響を与えます。

思春期は、蝶で言えば
幼虫からさなぎになったくらいの頃。

やがてさなぎを内側から破り、
大きく羽を広げて飛べるようになります。

ところが、蝶は
さなぎから破って出てくるときに、
外からの力でこじあげられると、
死んでしまったり、
短命になったりするそうです。

人間は短命にこそはなりませんが、
蝶と同じように、
さなぎを破って出てくるのは、
あくまで本人の力でなければなりません。

周りの大人や両親が、
変な手のかけ方をすると、
成人してから問題を起こすこともあります。

では、親として
お子さんに何をしてあげるべきか。

それは、「信じること」です。

思春期には、
「このままいったら
うちの子はダメになるんじゃないか?」
と不安になることも少なくありません。

しかし、どんなことがあっても
親子の縁は切れることがありません。

万が一、ダメになってしまったとしても、
親子には変わりはないのです。

思春期で日々不安を感じるのは、
親御さんだけではなく、本人もそうなのです。

自分の将来を不安に感じているのが、
思春期のお子さんたち自身です。

そうであれば、親がしてあげられるのは、
不安を抱くのではなく、
「大丈夫だから頑張りなさい」
背中を押してあげて、
信じることなのです

有言無言に「信じている」ことを
伝えていけば、お子さんは必ず
そのメッセージを受け取ります。

あまり多くを語らなくなる思春期、
親の話がうるさく聞こえる時期でもあります。

そんなとき、何も言わなくても、
親の信じる気持ちは伝わります。

逆に、親の不安な気持ち、
信じてもらえていない気持ちも
同じくらい伝わってしまいます。

親の信じる気持ちこそが、
本当の愛情
であり、
何かをしてあげることだけが
愛情ではないのです。

親が信じてあげることで、
子どもは見違えるほど安定します。

親が「よい後ろ盾」になってあげることが
お子さんが求めている、親への信頼感
です。

お子さんの信頼に応えてあげられる、
そんな親の姿を目指していきたいものですね。

今日もこのnoteをご覧いただき
ありがとうございました。

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