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もう自衛隊なんてやってられないと思っている方へ

元航空自衛官、現在は経営者のアッシュです。

自衛隊を辞めたい理由として、「組織が、上司が、先輩が終わっているから」や、「何もやっていないやつの方が評価されるのが耐えられない。もっと成果を評価してくれるところで働きたい」と言ってくる人が結構多いです。

このような悩みを抱えて勤務している自衛官の方々がもしこの記事を見ていたら是非参考にしてください。


結論、このような人は自衛隊の外で通用しないので絶対に辞めないでください。

現に私もリクルートの一環で退職希望の自衛官の面談を何度もしていますが、他責の人間は、組織が一丸となって同じ目的を達成しようとする中においてマイナスでしかないです。
それでも倒産せず給料がもらい続けられる自衛隊であればいいのでしょうが、企業でそれをされると死活問題です。
自らを省みて成長する姿勢を持たない人にどんな機会を与えても無駄ですし、リターンが見込めないので投資として成立しません。
しかし、この合理的な判断も当人は「機会が均等ではない、えこひいきだ。」や、「同じ機会があったら俺の方ができた。」や、「何であいつが評価されているんだ」という反応を示すでしょう。
つまり、自衛隊内で成果に対して正当な評価を受けていないと言っている人の意見は、あくまでも当人の恣意的な解釈でしかなく事実ではありません。
自衛隊は割と正当に人を評価をしていると思います。
「組織が終わっている」と言いながらその組織に居る人は、組織を終わらせている当事者であるという自覚がありません。
真正面から「お前の言っている「やった」って何なの?」と言いたくなったことは何度もありますが、11年間こらえて勤務してきました。

そして、本気で自衛隊を変えようとしている人に言いたい。
「やめとけ」と。

自責の人は「自分が変われば、自分が行動すれば、もっと良くなるはずだ。」と考えます。
また、「初級幹部の頃からここまで育ててもらった恩義を返すために、変えるんだ」という責任感の塊のような人もいます。

こういう人は「影響の輪」を理解できていないので、コントロールできない要因で達成できないことがあったときに非常に挫折します。
そして結果を出せなかった自分を責めて鬱になったりします。

あなたの責任ではありません。
影響の輪を超えたところに問題の要因があるのであれば、考えても無駄です。
その影響の輪の中でできる範囲の改善をしていくか、自衛隊を辞めて影響の輪を広げる活動をするかしかありません。
実際に国会議員になられた諸先輩方は、課題を組織内で解決できないことを悟り自らの影響の輪を広げようと考えた数少ない本物だと思います。

このような自責の人はどこに行っても基本的に通用すると思いますし、是非弊社に来てもらいたいくらいです。

自衛隊を辞めたいと思っている方の参考になれば幸いです。

それでも辞めたい方は一度ご相談を!!

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