見出し画像

「公認会計士」きほんの「ん」 -どこで活躍してるの?お給料は?-

こんにちは。
「公認会計士」についてわかりやすく伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。

日本一わかりやすい(かもしれない)公認会計士きほんのお話シリーズ第三弾、今回は「公認会計士」きほんの「ん」のお話をしていきたいと思います。

「公認会計士」きほんの「き」のお話はこちら。

「公認会計士」きほんの「ほ」はこちら。


ー 目次 ー
きほんの・・・
 ん1. 公認会計士はどこで活躍しているの?
 ん2. いつが忙しいですか?休みは取れますか?
 ん3. お給料はどれくらいもらえるの?


きほんの・・・
ん1. 公認会計士はどこで活躍しているの?

画像6


■活躍の場その1、監査法人

画像6

公認会計士の試験に合格すると、まずは監査法人に勤務するのが一般的です。

監査法人とは、公認会計士が集まってできた法人。企業の会計監査やコンサルティングをおこないます。

〇監査
企業の財務情報(お金の情報)を第三者の立場でチェックし、これは正しいですよ、と保証するお仕事。

〇コンサルティング
企業の状態を数字であらわし読み解くプロフェッショナルの立場から、企業の課題を見つけ、課題解決をサポートするお仕事。

「公認会計士」きほんの「き」

監査法人で専門知識や公認会計士としての実務経験を習得していきます。


■活躍の場その2、一般企業・金融機関・官公庁など

画像6

最近は、一般企業など組織の中に入って活躍する「組織内会計士」という働き方が増えています!

組織内会計士のお仕事は会計だけにとどまりません。高い専門性を活かし、組織の一員として経営や営業活動に貢献しています。会社の健全さや将来性などを分析する力を発揮し、社長の右腕となる人もいるのですよ。

また、会計のルールは世界共通なので、外国の企業で働く選択肢もあります。


■活躍の場その3、独立

画像6

自身で会計事務所を開設し独立する人もたくさんいます。経験や得意なことを活かして、自分の裁量で働けるのが良いところですね。


ん2. いつが忙しいですか?休みは取れますか?

監査法人の仕事の繁忙期は4月と5月です。

日本の会社の6割ぐらいが3月決算に集中していて、監査法人は4月下旬からゴールデンウイーク頃にかけてピークを迎えます。この時期は本当に忙しい!ですが働き方改革のおかげで、昔に比べると業務時間は短縮される傾向にあります。

画像6

繁忙期以外は比較的お休みも取りやすいです。
閑散期は8月頃。この時期に長期休暇を取得して旅行を楽しむ話もよく聞きますよ。

忙しい時期は本当に忙しいですが、その分メリハリがあって、一年を通して予定を立てやすいのが特徴です。


ん3. お給料はどれくらいもらえるの?

公認会計士は専門性の高い資格なので、一般的なサラリーマンのお給料と比べて高い傾向にあります。

公認会計士の初任給は500万円程度。※1

国税庁が発表した平成30年分の民間給与実態統計調査※2 によると、民間給与所得者の平均給与が441万円、女性では293万円となっているので、比較的高収入といっていいのではないでしょうか。

画像6

社会的信用が高く、資格には定年がないため、生涯にわたってお金を稼ぐための道がたくさんある職業です!

※1 公認会計士よくある質問Q&A(Q12)
※2 平成30年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

----------

以上、公認会計士きほんのおはなしシリーズでした!

少しでもわかりやすく伝えられていた、そしてご興味を持ってもらえたらいいなと思います。

----------

匿名メッセージサービス「マシュマロ」でメッセージを受けつけてます。
ご質問などありましたら、お気軽にメッセージください。

どうぞよろしくお願いします。