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誰がやっても同じ仕事を、唯一無二の自分の仕事にするためには

自分の仕事は誰がやっても同じ仕事だから、名乗る時に「○○(会社名)です。」と、社名だけ名乗ればいいと思っていた。

自己否定感の強さからも、できる限り自分の存在を消すように、目立たないように、自分を隠したいという気持ちから、個人名を名乗りたくなかった。

だけど、この2年ほど、生き方について学んできて、どんな仕事であろうとも、同じ仕事をしている人が無数にいようとも、「私がしています。」ということを名乗っていきたいと思うようになった。

自分の名前を名乗らないというのは、ある意味責任逃れのためでもあるなと感じた。

お客様にとっても、私なんて大勢いるスタッフのうちの一人としか見ていないのだから、たまたま担当になった人として、仕事をすればよいという気持ちだった。

自分という存在をないがしろにしていたことが、そういう気持ちになっていた。他者を大切にしたいと思ってもできないのは、自分の価値を粗末に扱っていたから。

たとえ、お客様が自分のことをたくさんいるスタッフのうちの一人だと思っていたとしても、自分はそのお客様をどう見ているのか。

名前を覚え、ご注文内容、ご注文数、ご注文の頻度など、毎日やっていると自然に覚える。
名前を覚えた時点で、自分にとってそのお客様は大勢のうちの一人ではなく、たった一人のお客様になる。

相手が自分のことをどう思っているかで行動するのではなく、自分が相手のことをどう思っているかで行動をする。

自分のハンドリングは自分でする。
自分の在り方のハンドルを他者に握らせない。
自分でしっかりと握る。

そんな考え方が身に付くと、誰がやっても同じ仕事でも、そのひとつひとつのやり取りは、同じことの繰り返しではなく、あなたと私のたった一度きりのやり取りであるということ。

お客様が必要を感じて、利用してくれているその商品やサービスに自分が関われたことで、ほんの一瞬でも自分は、その人のお役に立つことができている。

人のお役に立てる仕事ができるって、こんなありがたいことはないなぁって思えた。

「あなたのお役に立つことができて嬉しい。」という気持ちを持てたことで、「責任を持って、担当をさせて頂きます。」という責任感も芽生えて、その気持ちをしっかりと伝えるためにも、自分の名前を名乗ることは大切だなと感じた。

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