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てんかんって…

突然のあの日

 ちょうど3ヶ月前のこと。アルバイト中に突然倒れた らしい。気づいたら救急隊員の人が私の名前を呼んでいて、何が起きたのかさっぱり。記憶が全く無かったからだ。救急隊員の人かっこいいな✨くらいであった。救急車で運ばれている間もほとんど記憶なし。後からわかった寝ていただけであったと。ただ、記憶が戻ると激しい吐き気に襲われた。
しかし、その日は何事もなかったように帰宅。次の日に感じたのは、舌が切れていたことと、筋肉痛だ。
後日診察へ。

診察と検査

 後日診察へ行き、検査日を決めた。まあたしかに、倒れたら検査くらいしないと原因はわからないものだ。
 また数週間後、検査へ。心臓、脳、MRI…検査結果はまさかの1ヶ月後。その日が来るまでのこころの状態といったら辛いもの。であると思っていたが、想像以上に不安感が無かった。まさか自分に何かあるわけないと思っていたから。しかし、中学生の頃、腰が痛くて病院に行った時のことが頭をよぎった。その時も何もないと思っていたが、結果腰椎分離症で半年間運動禁止になってしまったのだ。引退試合を控えていた私は絶望を感じた。だから今回ももしかしたら…と。

検査結果

 待ちに待った検査結果日。心臓は、問題ないですね〜。脳波、ここの脳波が異常な脳波で、てんかん患者さんの特徴なんですよね。さらっと言われた。ん?ん?これは、病気なの??、、原因不明の病気、
「てんかん」
薬を飲んで発作を抑えることができれば、日常生活に問題はないという。もっと辛い病気の人と比べたら、私は辛いなんて思ってはいけない。
でもこれからが辛かった。

友人の理解

 友人に話すかとても迷った。仲の良い子には話したが、学校の友人には話したくなかった。しかし、眠気と頭痛と気分が落ちることで学校を休みがちになった。そしたら言わざるを得なかった。
 ただ、久しぶりに学校に行くと友人に言われた一言。
「私も病気とかそういう症状があるって言って休みたいわあー」
まあショックだった。そう思ってしまうのもわかる。ただ、口に出す必要があったのか。私の気持ちがわかるのか。病気になって気づいたことは、病気がある人はかわいそうとか辛いとか、そんな言葉で表せることなんかじゃない。心配して欲しいわけでもない。私の場合は、ただ、放っておいて欲しかった。元々繊細で、ネガティブな私だったが、さらに繊細になってしまった。友人だけでなく、家族からの言葉も。私に直接言っていなくても、私に言われている気がして涙が止まらなくなった。

てんかんって?

 私は自分の考えすぎる性格と、人と上手く関われないことをてんかんのせいにし始めた。言葉に出さなくても、心の中で。私は何でこんなに人と違うのか。上手くやれないのか。自分でもてんかんって何なのかわからない。今でもわからない。倒れて、痙攣して、記憶なくして。それだけじゃない。心を自分でコントロールできない。てんかんって何だろう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!少しでも、てんかんに関心を持っていただけたら嬉しいです。Part2も書いてみようかしら。



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