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産後1ヶ月で起きた身体の変化(後編)

こんにちは、しえるです。
前回の記事から1ケ月が過ぎてしまったのですが、出産後の変化について後編を書いていきたいと思います!

前編(会陰・悪露・胎盤見た話など)はこちら↓

いきなり「身体」ではなく「心」の話ですが…。
昨年記事に書いたとおり、過去の妊娠も含めて、「妊娠中、とにかく実母の言葉が気に障る」という精神状態に陥る私。

でもやっぱり今回も、出産とともにその気持ちはどこかへ…。
巷では、産後うつなど、出産後の急激な女性ホルモン低下による症例はよく見かけるけれど、私は女性ホルモン上昇で気分が乱れるのかもしれない。

ちなみに、妊娠中と産後の女性ホルモン変化はこんな感じのようで、産後の急降下ったらない。私は精神にはこないけど、もちろん身体にはいろんな変化が起きる。
(実際は夫にかなりイライラしているけれど、それはホルモンの影響ではなく実生活に即したものと思っております😅)


出典:大塚製薬HP

三度目の出産・育児にして初めて、乳腺炎にならなかった…!
産後ボロボロの身体で高熱をだし、フラフラ&激痛の中で頻回授乳をしないといけない地獄の日々は、身体はもちろんメンタル的にもかなりのダメージを与えるものだったので、それがない産後はなんともハッピーであった。

胸の状態の「良い」「悪い」「危ない」が自分でわかるのだけど、産後入院中「危ない」を乗り越えて、その後は基本的に「良い」が続いている。
「良い」は簡単にいえば「柔らかい」「チクチクした痛みや、違和感がない」みたいな感じ。

ちなみにブラジャー問題については、バチっとはまる「これだ!」はやっぱり今のところない…。
以前の記事に書いた、「これならいけるかも!」のスポブラタイプは、やっぱりカップとアンダーが合わず、さらにゆるいアンダーが胸を支えきれずにアンダーのゴム部分まで胸が侵入してゴムがさらに伸びていって、もはやブラジャーの役目とは・・・状態。

私は胸をちゃんと固定しないと、気持ちがシャキッとしないのです。(きちんとブラジャーを付ける、コンタクトを入れる、メイクをする。この3つができないと、一日中寝起きのような気持ち。)
洋服もなんとなくだらしなく見えて、結局外出の際は普通のワイヤーブラに無理やり母乳パッドを貼り付けるこの頃。でも授乳の際はホック外して全開にしないといけないので、困る。

骨盤・恥骨

妊娠中、分娩が近づくに連れて「リラキシン」というホルモンの影響で骨盤が広がっていく。私はその影響なのか、右の股関節の噛み合わせ(?)が悪くなって、一歩進むたびに右のお尻の奥が激痛!!という時期があった。
それから、骨盤は広がっているのだろうけど、逆に恥骨が閉じたのか?とにかく前が狭くなったらしく、陣痛中も腰やお尻よりもとにかく「前が破壊されそうに痛い!!」という状況だった。
産後はだんだん元に戻っていくけれど、私はいまだに右側の調子がイマイチである…。

首・背中・腰

これはもう、世の乳児の保護者たちは皆一緒だと思うけれど、日々の抱っこで、首も背中も腰も方も腕も全部辛いですね。笑
筋力が落ちているところに負荷をかけているので、なんかもう骨にダイレクトに来ている感じ。
さらに一人目の出産から、自分自身も10年経過しているため、加齢の影響も否めない。
筋力をつけなくては!と思っているので、そろそろ運動を始めようと思います。(ここで宣言して自分にプレッシャーかける作戦。)

首すわり前の抱っこで、もはや手も指も痛いという状態だけど、そういえば長女の時は「バネ指」になった。
朝起きると、指が曲がらない…。母がリウマチで膠原病体質なので、「あぁ、、、私もかな、、、」と、乳飲み子を抱えながら落ち込んだ。
検査の結果はリウマチではなく、産後のホルモン変化と、日々の抱っこの影響であった。数か月で症状は治まった。
こんなところにもホルモンの影響が出るのだ…。

産後の抜け毛は有名な話。私も例にもれず、一人目の時も二人目の時も、産後3~6か月で生え際や分け目やつむじがスカスカになった。そしてそのあと生えてきた髪はツンツンとみっともなく、こんなんじゃ会社に行けない…と本気で思ったものだ。
そもそも、なぜ産後に髪が抜けるのか?
それは妊娠中に髪が抜けないから。
これもホルモンの影響で、毛周期が変わったり代謝が落ちたり。とにかく抜けるべきタイミングの髪が抜けずに留まっているのである。だから妊娠中は髪が多い。笑
産後、代謝が正常に戻ってきたときに、以前抜けるべきだった髪と、今抜けるべき髪がいっぺんに抜ける。だから一時的に抜け毛が多くなるし、薄くなる、というカラクリらしい。

元来抜け毛の多い私だが、妊娠中はほとんど抜けない。目に見えて分かる。
それがいま、徐々に抜け毛が増えている。おそらくこれからどんどん抜けるであろう。シャンプーをする度、手に大量の毛が絡まり、毎回排水口の網が詰まって蓋が浮く日がまもなくやってくる。。。

首イボ

二人目の産後、首に小さなイボが多発した。
俗にいう「老人性イボ」の見た目で、とても嫌だった。一生懸命ハトムギ化粧水などを塗り込んだりしていたけれど改善せず、おそらくやってはいけないだろう「ピンセットで摘み取る」という自己処理をして消した過去がある。
それから数年なにも出現していなかったのに、また今、徐々に頭角を現しはじめた。やっぱり産後が関係しているのだと思う、きっと。
どうか、増えませんように…

脇にシコリ

一大事である。
産後8日目。家でシャワーを浴びようと服を脱いだ時に脇に何かが触れた。
え!?と思って触ってみると、脇の上部にパチンコ玉のような丸くてかたいシコリがあるではないか。
いつから?ナニコレ?
脇=リンパor乳腺→リンパ腫?乳がん?
と、一気に悪い方に思考がいき、乳飲み子含めた3人の子どもを抱えた今、どうしたら良いのだ…と絶望した。

数日後、助産師さんと会う機会があったので診てもらうと、総合的に考えて「おそらく副乳であろう」ということになった。
副乳とは、簡単にいうと、乳腺上に通常とは別のおっぱいができることである。たとえば豚さんのような動物はおっぱいがたくさんある。人間は左右一つずつしかおっぱいはないけれど、哺乳動物の名残として、ホルモンの影響(またもや!)で副乳と呼ばれる乳が出現することがあるのだ。

実は私は一人目の産後から左に副乳があって(これも助産師さんに当時指摘された。)、なんちゃって乳首のようなホクロのようなシミのようなものがある。もう何年もそれが自分の身体にあって、副乳とはそういう見た目のものであると思っていたので、今回のパチンコ玉のようなシコリが副乳であるとは信じがたかった。でもそういうケースもあるらしい。

産後1か月はホルモンの影響も大きいし、乳腺も安定していないので、とりあえず様子見。1か月以上経っても大きさが変わらないor大きくなる、ということがあれば乳腺外科に行って診てもらうように、とのことだった。

パチンコ玉大だったシコリは、いま米粒大くらいになった。助産師さんの見立ては、正解だったのだと思う。
だけどやっぱりちょっと心配だから、後日乳腺外科に行ってみようかな…と思っている。

最後に(近況とちょっと愚痴。)

この1か月で、自分の身体だけでもこれだけの変化があった。
加えて家族が一人増えて生活が変わるし、その増えた一人はお世話しないと今にも消え入りそうな小さな命で気が抜けない。
上二人の生活やコミュニケーションも必然的に変化するわけで、そのケアも必要。

こうなってくると(特に夫への)プチストレスが積み重なって(いろいろあるのさ!笑)、ぬぉぉぉぉぉぉ~~~~~!!!と心が燃える日々である。

授乳中でヤケ酒するわけにもいかないし、寝て忘れよう!と思ってもまともに寝られないし、買い物でストレス発散と思っても、休業中の給付金関連が入るのは数か月先で、貯金を切り崩しながら生活するいま、ストレス発散できるほどの買い物もできないし…

(もちろん赤ちゃんも上の子たちも、毎日愛くるしくて愛しくて、笑顔を見れば癒されるし、一緒の時間はとても楽しい!
けれど、疲れたりストレス溜まったりは、それはそれであるよね!)

そんなわけで、もっぱら一日10分でもと、せめて瞑想する日々である😂
常に頭も身体もフル回転だから、マインドフルネスの時間を持とう!と思いたった。とはいえ集中して食事をする、とか、ゆっくりお風呂に浸かる、とか、トレーニングする、とかもできない今(身体が自由になる時間がないという意味で。)、何ができるかと行きついた先が「瞑想」。笑
効果があるかどうかわからないけれど、とりあえず脳を休ませているという感じはするので、できるときはやりたいと思う。

そんな最近です。
産後の皆さん、一緒に頑張りましょう!

しえる


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