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DX(デジタルトランスフォーメーション)×ゲーミフィケーション~セガ エックスディーとオルトプラスの試み

 こんにちは、ゲーミフィケーションデザイナーLv98の”きっしー”です。

デジタルトランスフォーメーション×ゲーミフィケーションを推進する、株式会社セガ エックスディーと株式会社オルトプラスのお話を聞く機会を得ました。

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 両社のデジタルトランスフォーメーション×ゲーミフィケーションの中核となるセガ エックスディ 片山 智弘さん、オルトプラス 小林 陽介さん、山端一翔さんとオンラインでお話し聞きました。


きっかけは、
昨秋に、”セガ エックスディーとオルトプラスが業務提携、デジタルトランスフォーメーションに貢献するゲーミフィケーションをワンストップで企画・実装するネットワーク「GDX」を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000059309.html
のニュースが掲載されたのを読んだのが最初です。


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 ゲーミフィケーション×DXの「今」がわかるメディア GDX New
https://g-dx.jp/
も両社で運営しています。


 上記の業務提携の記事内容を、私なりに咀嚼しました。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業態や対象範囲を根底から変化させる」という意味である。単にアナログがデジタルになるだけではなく、この流れに乗った会社がこれからの勝ち組になる。

身近な例だと、メルカリやUber Eartsとかも、以前のフリマや料理の宅配サービスとは異なる、スマホを中心とした、利用する側と利用してもらう側をマッチングさせるDXのサービスだと思います。

そのDXに、顧客の興味を引き継続して利用してもらう仕掛けであるゲーミフィケーションを入れる。それにより新しいサービスを生み出したり、同サービスを提供する他社に先行することができます。


しかし、苦い反省として、2011年に最初にゲーミフィケーションが日本が入ってきた時の様な、いまいちなゲーミフィケーションを取り入れたサービスが乱立し、短期間で飽きられて、ゲーミフィケーション自体が幻滅期に入った二の舞になってはいけない。

そこで今回は、ゲーミフィケーション開発やゲーム開発に実績のある両社が手を組んで、さらに他の開発・サービス会社も巻き込んで、質の良いゲーミフィケーション活用サービスが開発運営できるネットワーク「GDX」を結成した、と解釈しました。


オンラインでお聞きして印象に残った話の抜粋です。

セガ エックスディ 片山さんのお話

・セガ エックスディーのゲーミフィケーション事業はこれまで企画支援のものや非公開のものも含めると、数十社に近い支援・開発実績があります。

事例の抜粋版はこちら
https://segaxd.co.jp/case/

・片山さんは、ゲーム好き。いくつかのカジュアルゲームアプリ全国100位以内のランキングに入ったこともあるそう。
電通での新規事業部でのいくつかの事業開発経験を経て、電通のセガ エックスディーへの資本参画を契機に、セガ エックスディーの経営に携わることに。
ゲーム要素は興味喚起や行動喚起に役に立つものだと実感しているらしい

・新サービスがリリース
セガ エックスディー、ゲーミフィケーション×CRM SaaS、「GameBox(ゲームボックス)」を 2021年4月リリース
https://g-dx.jp/archives/4309

・ゲーミフィケーションは、テレビで言うGRPやデジタル広告のCTR-CVR、ROASなどのような中間的に成果を図る指標が指標化されていないことが弱点(取り入れるとどれだけお客さんが増える、売上が上がるなどの相関を見る指標)。これを指標化していきたい

・教育や健康など心理障壁が高いサービスや活動にも応用して活用したい

株式会社セガ エックスディー
https://segaxd.co.jp/


オルトプラス 小林さんのお話

・オルトプラスはゲーム開発運営会社。社員は「楽しんだもの勝ち」の社風

・小林さんは、フリーのWEB系エンジニアから、入社して、今はゲーム部門責任者に。ゲーム部門の中で、新規事業としてゲーミフィケーションに取り組んでいる

・さまざまなゲームを長期的に運営し続けている経験から、長く続くサービスの価値を知る。面白いことを広める、体験の価値を届けるがゲーミフィケーションとつながっている

株式会社オルトプラス
https://www.altplus.co.jp/

お二人のお話を聞いていて、デジタルトランスフォーメーション×ゲーミフィケーションの未来に期待しました。

私なりのまとめです。

両社の思いは、デジタルトランスフォーメーションの時代にあって、お客様をワクワクさせるようなゲーミフィケーションを取り入れたサービスを提供したい。そのために良質なゲーミフィケーションを開発できる両社およびパートナーと手を組んだ、ネットワーク「GDX」を作った。

これからは、ゲーミフィケーション効果の、指標も作っていく。デジタルヘルスや教育を含め、さまざまな分野にゲーミフィケーションを活用していくことになるでしょう。

ぜひ、これからも両社を応援していきたいと思いました。

(おわり)

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#ゲーム要素 #モチベーションアップ #ゲミー
#日本ゲーミフィケーション協会 #セガエックスディー #オルトプラス #GDX  

執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)
https://jgamifa.jp/


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