見出し画像

開催報告 プログラミングスクールのゲーミフィケーション戦略~9月勉強会

 こんにちは、ゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

9/23(金・祝)20時より、オンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会会員向けの月例勉強会を開催しました。テーマは「プログラミングスクールのゲーミフィケーション戦略」。話し手は、みやぎーさん。参加は7名で、時間は1時半ほどでした。

前半は、話し手が運営している、小学生向けプログラミングスクール「コードアドベンチャー」の話。きっしーにアドバイスいただき、当スクールをさらにお子様に熱中してもらえるスクールに進化させた。今までに取り組んだ施策と、これから取り組む予定の施策をゲーミフィケーション観点からお話し頂きました。


後半は、ディスカッション。「親も夢中になる習い事にするためのゲーミフィケーション」のテーマで活発なご意見交換がありました。習い事の継続は保護者のサポートもとても大事なので、保護者様に向けたゲーミフィケーション施策のアイディアを募集に対して、良いアイディアが出たようで、話し手にとっても有意義だったようです。

参加者の「今日の学び・印象に残ったこと」

・今日のゴールは、より保護者が子供を応援しやすい構造を作るにはどうしたらいいのか、多角的な方向からアドバイスが欲しい。子ども受けはよいが、保護者を巻き込み切れていない。
子どもたちの考えていることと大人たちの考えていることが決定的に違っている。
保護者に納得してもらうためのゲーミフィケーションは何かあるのか?
クイズ番組をモチーフにして保護者にも一緒にやってもらうことで、保護者に子どもの成長を感じてもらう。
競争から共創に
苦行が好きな人達は競争が好きなので、クイズやタイムアタック形式にして子どもたちと競わせても良いと思いました。
ゲームセンターの湾岸ミッドナイトいうレースゲームには『ゴースト』という仕様があり、実際のプレイヤーをAIが記憶していてゴーストと競争できるようにしてあり、それを倒すために子どもたちがめちゃくちゃ頑張っていました。
それをまねても面白いと思います。

・マインクラフトでプログラミングを教える、実況YouTuberが教える、子供が楽しんで夢中になれる仕掛けが素晴らしいと思いました。
しかし子供が楽しんでいるだけでは親の共感が得られない。
親の共感を得るために何が必要か、直接的な成果の見える化、親にプログラミングに参加してもらう等、競争が好きな親世代と共創が好きな子供世代、子供たちが自分達で共創した作品を作れれば親も感動するのではないか?
1回のクリアで4回褒める仕掛けなどは私でもすぐに使えるので実践したいと思います。

・子供の楽しさや成長に親が邪魔することもある
プログラミング教育界の規模が思ったより大きく、工夫もされている
競争しなくても楽しめる

・世代が同じくらいということもあり、本日の話は、とても共感できるものでした。各世代で考え方が違うというのは、公私ともに感じていることです。
この年齢になって思うのは、昔、親が言っていたことや、今の親が言っていることで、(表現がおかしいかもしれませんが)当たっていることは、半分あればいいほうだなと感じています。
そういう意味では、今の子供たちも大きくなれば、自分たちの世代よりも賢く強くなるのではないかと感じています。
現に、自分の子供を見ていると、自分の子供時代よりも賢く、楽しく生きているように感じます。
なので、ディスカッションの内容とあってないかもしれませんが、みやぎーさんには、変に親に気を遣うよりも、本当に子供の能力を伸ばしてあげてほしいと思っています。
親が納得しないと習い事が続けられないというのはあると思いますが、そこにフォーカスし過ぎずに、子供のための楽しいゲーミフィケーションをしていただきたいです。子供が幸せであれば、きっと親も幸せだと思います。

今の子供たちは競争を求めていない というのに非常に驚きました。
ただ、「昨日の自分より今日の自分の方ができることが増えている」
といった 自分自身との競争 という観点については 必ずしも興味ない訳では
ないかな? という気もしてます。
保護者の方に向けては 「自分の子供が今までできなかったことが
できるようになる」が見れると 良いのかなと思います。
例えば 難しい課題をプログラミングで解いたときの動画を
親御さんに見てもらえるように 録画しておく というのは如何でしょうか?
(まるで ゲーム実況のように)

・人は誰でもほめられるのが好きです。もちろん、子どもも。ラジオ体操のスタンプカードや、コクヨの宿題やる気ペンの様に、親が子どもをほめる場を作ってあげるのが大事だと思った。ドラクエの魔法をおぼえる感覚で、プログラミングスキルを種別化し魔法名を付ける。例えば、ルーパーとか、イフゼンミーなど。おぼえた後はレベルが上がっていく。レベルアップごとに保護者に、「息子さんのレベルが上がった。ルーパーLv3をおぼえた」とかLINEで報告して、家に帰ったらほめてもらえるようにする。

話し手の「今日の学び・印象に残ったこと」

話しさせて頂き、とてもいいアイデアを頂きました!
僕の理解としては
・疑似体験を保護者にもしてもらうのがベスト
・子どもの成長をどう感じさせることが出来るのか
という観点でした。
一番現実的なのは「単元終了後の特別映像を作成して保護者に送る」ということでした。
早速今年中に作りたいと思っています!

最後の集合写真

次回、10月勉強会は、
タイトル:J-ゲーミフィケーションと日本の現状
話す人:きっしー
を開催予定です。

前回記事:開催報告 子供の習い事から考えるゲーミフィケーション~8月勉強会
https://note.com/jgamifa/n/n233d0a515752

(おわり)

#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会 #プログラミングスクール #マインクラフト    #Youtuber
執筆:日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者 きっしー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?