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開催報告 子供の習い事から考えるゲーミフィケーション~8月勉強会

 こんにちは、ゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

 8月22日(月)20時より、オンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会会員向けの月例勉強会を開催しました。テーマは「子供の習い事から考えるゲーミフィケーション」。話す人はくりさん。参加は6名で、時間は1時半ほどでした。

 内容は、話者の長女(7歳)の習い事を通して、ゲーミフィケーションの6要素を考えるというお話でした。
長女の、ピアノ教室(4~6歳)、体操教室(7歳~)体験から、子供の習い事には、いろいろなゲーミフィケーションが取り入れられていると感じたそうです。


 ゲーミフィケーションデザイン6要素で分析すると、子どものモチベーションUPのために、ピアノ教室も体操教室も様々なゲーミフィケーションを取り入れていることが分かったそうです。

が、長女はピアノ教室よりも体操教室に楽しく通っていて、やる気があるような・・・? どうして違いがあるのかを考えてみた。

一緒にいる仲間、テストの間隔、適度な環境の変化 などの要因が考えられた。が、習い事教室側の違いだけでなく、個々の子どもの個性によっても、向き不向きがあるので、やる気も大きく関わってくる。それを受け入れることが大事です。

話者は、親として取り組んでいること として下記を上げました。

・レッスンの様子を必ず見る(能動的な参加)
・レッスン後にできるようになったことや楽しかったことについて
話す(賞賛を演出、即時のフィードバック)
・ほかの子供の進捗と比べない(独自性の歓迎)

きっちりゲーミフィケーションデザイン6要素が入っていますね。きっと子供さんの背中を押してあげることに、つながっていると思いました。

後半は、下記のテーマで参加者同士、ディスカッションして終了しました。

・子供のやる気を継続させるためには、どのように関わって
いけばよいか?
・ゲーミフィケーションのサポーターという役割は、何ができるのか?
・達成可能な目標であっても積み上げていくと、いずれ達成が難しい目標になるこのときにどう関わっていくか?

参加者の「今日の学び・印象に残ったこと」

・子供の習い事から考えるゲーミフィケーションとしてピアノ教室と体操教室という芸術と運動という二種類の習い事からその中にあるゲーミフィケーション要素を学んだ。
ピアノ教室は個人レッスンとなり、体操教室は指導者も複数おり、生徒もグループで授業を受ける。
二つとも内容に違いが様々あるがゲーミフィケーション6要素がしっかり入っていることが分かった。
自分がやってきた習い事にもゲーミフィケーション要素があることを気付かされた。
Mさんの子供のやる気は継続しないと言う言葉はまさにその通りだと思いました。しかし子供が夢中になれる事を見つけれるように習い事や遊びの中で体験させてあげられる事が親がゲーミフィケーションサポーターとして出来ることではないかと思いました。

・現代の習い事の進化(昔に比べ)を感じました。
ゲーミフィケーションを自然に取り入れている感じがしました。

・お父さんは本当に悩まれているんだな、ということと お子様はその気持ちをしっかりと受け止めているはずだ、ということを思いました。

・世の中の親は子育てでみんな悩んでいる。親の出来ることは、「他の子どもと進捗をくらべない」「ポジティブな振返り」「(達成と関連した)ごほうび。」はすばらしかった。ピアノを両手で引けなくても、「パパはあの曲が好きだから、引いてくれるかな。」で子どもは嬉しくて、いつかは次への挑戦(両手引き)が出来るようになるはず。こちらの意見もすばらしかった。

話者の「今日の学び・印象に残ったこと」

今回、皆さんに伝えることを通して、自分の考えを整理することができました。
また、いろいろな意見をいただいたおかげで、習い事を始めた当初、子供にいろんな体験をさせて考え方やものの見方を学んでもらえれば十分だと考えていたことを思い出せました。
私は、30歳を超えてからなんとなくやりたいことが見つかったタイプなので、子供に関しても焦らず、ありのままを受け入れて、子供がやりたいことができる環境をサポートしてあげていきます。

次回、9月勉強会は、
タイトル:プログラミングスクールのゲーミフィケーション戦略
話す人:みやぎーさん
を開催予定です。

前回記事:ゲーミフィケーションと心理学2~6月勉強会報告
https://note.com/jgamifa/n/n5ca932f1eb82

(おわり)

#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会 #子どもの習い事 #継続



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