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プログラミング教育のゲーミフィケーション~1月勉強会報告

 こんにちは、ゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。 

 1月19日(水)20時より、オンラインZoomにて会員による月例勉強会を開催しました。テーマはプログラミング教育のゲーミフィケーション、話す人はジョーさん。参加7名で1時半ほどでした。

前半のお話では、実際のメーカーの開発現場で行われている、製品仕様決め→概要設計→詳細設計→テスト設計→コーディング→単体テストなど、プログラム開発の流れの解説。

プログラミング的思考をするゲームやアプリの紹介。
・マインクラフトのレッドストーン
・FF12の戦闘ガンビットシステム 
・FF14のマクロ
・RTA(リアルタイムアタック)目隠しプレイ
・ソロモンプログラム

プログラミング教育で、学ぶべきはコーディングだけではない。2020年から小学校でプログラミング授業が導入されたが、つまづきをどうやったら軽減して行けるのか? という問題定義。
C言語の学習項目で苦手は、ポインタ 関数 配列。

「体験 分かりやすい 楽しい ゲーミフィケーション」
「何が出来るようになるのか?」
がつまづきをなくすには大切であるとの主張。

後半のディスカッションでは、
・擬人化 
・つまづき集
・動画編集
などのアイデアがだされました。

参加者の感想です。
「プログラミングを簡単に学べることは社会の問題としてげみ~を浸透させたい。プログラミングと言わない教育。」

「WEBエンジニアとして働いていますが、組み込み系のソフトウェア開発は知らない概念が多くて興味深く聞かせていただきました。
特に印象に残ったのが、ポインタという難しい概念を理解するときに、岸を渡るという目的があったときに全力で渡れず、トランポリンを使わなければクリアできないゲームのトランポリンをポインタにするような難しいことを手段として学べるというのがワクワクしながら学べて素敵だなと思いました。」

「いかに難しいことを面白く伝えるかはとても大事な気がしました。そこにおいてゲーミフィケーションの要素はとても役に立つ気がしています。」

「業務上からプログラミングに触れた身としては、入り方がテキストありきで理解するのも苦労しながら早くに挫折してしまった人です。今回のお話聞かせていただいた中でいかに触れやすくサポートしやすい体制づくりから入っていければもっと楽しく学べたんじゃないかと思いました。何より簡単なゲームからプログラミングに触れていくことで達成感みたいなものを味わえるとおもろしく感じたでしょうし、それこそゲーミフィケーションの要素が必要な分野だと思います。それこそ僕らがこういう活動通じて面白さをわかってあげられる人でありたいですね。」

話し手感想
・考えたゲームプレイ者の対象は?
⇒C言語を学校の授業で学ぶ人。後々は子供がプログラミング学習の意識がなく楽しめるゲームを目指したい。
・プログラミング学習は躓きやすい。また、今の時代は、子供の頃からプログラミング学習に触れるため、その分プログラミングに苦手意識を持つ人も以前より多い。
⇒躓いてもフォローできるような環境が必要。人のフォローが大事。他にも方法があるか?)
・擬人化漫画面白そう
⇒色々考えていることがあるため、次回の機会に紹介させてください!
・学習者にとって、学ぼうとしていることが「役に立つ」という実感を感じられるような教育が大事。
・プログラミング学習は続かなかったけど、動画編集は続いたのは、エフェクトなど「変化を実感」「役に立つことを実感」したから
⇒動画編集で感じたワクワクをプログラミング学習にどう取り入れられるか考えていきたいと感じました!
・今後、「プログラミング学習×ゲーミフィケーション」をテーマに活動をしていきたいと思っております。今特に知りたいことは、「どのようにしてプログラミング学習に躓いたり挫折するパターンがあるか」「プログラミング学習教育現場の現状」です。
・マインクラフトでのプログラミング学習は急に難しくなってく「クソゲー」と思ってしまう学習者もいる。

 たいへん有意義な勉強会でした。
これからも、プログラミング教育にゲーミフィケーションを取り入れて、学習者が楽しく、離脱せずに学べる方法を提案して行きたいと思います。

次回、2月勉強会も開催予定です。
 タイトル:勝手にゲーミフィケーション大賞受賞、コクヨ宿題やる気ペンを使ってみた
(おわり)

#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会 #プログラミング学習

執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)

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