見出し画像

開催報告 マンダラチャートAIを体験してみよう~2月勉強会

「世界を神ゲーに」するゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

2/15(水)20時より、オンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会 会員向けの月例勉強会を開催しました。テーマは「マンダラチャートAIを体験してみよう」。話し手は、ざぶろー。参加は会員12名(初参加4名)で、時間は1時半ほどでした。

前半は、ざぶろーさんの啓蒙活動している「サンクスUP」「マンダラチャート」の説明。


設問に答えるとAIがマンダラチャートの目標を考えてくれる

後半は、最新のマンダラチャートAIを体験しました。今話題の新型AIチャットボットChatGPTと同じ、MSのオープンAPI GPT-3を組み込んだもの。

最後の集合写真

●参加者の「今日の学び・印象に残ったこと

・AIがキーワードからマンダラチャートのたたき台を作ってくれるのは、面白かったです。
自分の場合は、過去に他の手法で目標設定をしたことがありましたが、それに関連することが多く、当てはまる、納得できる項目が多かったです。
自分の考えがうまくまとまっていない人やうまく言葉にできない人が、自分の想いを発見するきっかけとなるツールになりそうだなと感じました。
また、マンダラチャートに限らず、目標設定は設定して満足してしまい、継続しての行動や振り返りが難しいなと感じますが、仲間と一緒に報告会をし、褒めあうことで楽しく継続することができそうだと思いました。
目標設定後に一人でやり続けるとどうしてもしんどくなる局面がありますが、仲間とともに取り組むことで勇気づけられて、続けられるのではないかと思います。
とても楽しい体験でした。ありがとうございました。

<AIがアシストしてくれるマンダラチャートについて>
・少しの文章やキーワードでAIがマンダラチャートの各項目を出してくれたのが面白かった。
・マンダラチャートの全部の枠を埋めるのは、確かにあまり考えが出てこない箇所だと詰まる事があるので、そこをAIが支援してくれるのは助かる
・自分で考えているだけでは思いつかない文章やキーワードが出てくると、発想が広がってよさそう。
・音声入力で対話に対応してくると、さらに面白い体験が広がりそう。
<マンダラチャートを使った振り返りのデモンストレーションについて>
・目標の達成にむかっての今週の報告について、褒める言葉を返してくれるレビューはとても良いと思った
<その他>
・成長の循環モデルの話がよかった。関係の質を高める事で、思考、行動、結果の質のアップとさらにまた関係性がアップしていく循環は素敵で、仕事の場はもとより、コミュニティやプロボノなど非営利や地域の関係性と行動などを良くしていくのに参考にしたいと思った。

・色々な目標達成ツールがある中でもマンダラチャートが一番良いと思いました。
9×9それぞれの目標が達成していれば自信がつきかそれなりの最終目標点には近づくと思いますが、目標を立てるときに出てこない人がいるという事で、それをAIを使って目標を設定できるようにしているという事も素晴らしい考え方で学びになりました。
きっしー先生が最後に言っていた目標を達成したマスに色がついて絵になるというのもゲーム要素があって面白く、9×9のマスだけでなくもっと行動目標を立ててしまいそうです。
私もchat GPTを何かに使えないかなと考えていたところだったので良いヒントにもなりました。
本日はありがとうございました!

●キーワードからマンダラチャートのたたき台をAIが作ってくれることで、具体的なイメージができてとっつきにくさが軽減されたように感じます。今回は各入力要素がキーワードのみだったので、例えば、対話形式でより深く掘り下げていくようなことができると、より具体的なマンダラチャートにアップデートされていってより良い体験になりそうと感じました。
●今回の体験では、入力に使った時間が短かったため、各テーマについてゆっくりと自分自身と向き合い、埋めてみたいなと思いました。
●無限に細かく管理することも可能だと思いますが、管理疲れを防ぐためには、周りのサポートや、自分の性格・生活スタイルに合った中央テーマの立案と進捗管理が手軽に楽しくできる方法を作り出すことが重要だと感じました。(私自身も考えてみたいなと思いました!)
●マンダラチャートを運用する上で、お互いを応援し合うことや振り返りを大切にすることが、とても良い文化だと感じました。使い続けていく(離脱を防ぐ)ためにも大きく影響していると思いますので、ぜひ見習いたいです。

・マンダラチャートAIの凄さを実感して、人事制度構築支援の入口で、社員に対するモラールサーベイの代替ツールとして活用できそう。自己肯定感の低い若手社員の意識を可視化できるのでは・・・。
メンタルヘルス対策や小職のスキルであるキャリアコンサルティングにも活用できそうです。
何故なら、20歳代半ばから30歳代後半の方々は自分の意見を言語化する事が苦手ではないかと感じているので。

・チャットGPTすごいですね。

●失敗が許されるから、ゲームは楽しい=実社会との乖離
●関係の質が最初。一番大事。

・AIスゴイな。キーワード並べるだけである程度文章として整理されるので、方向性のたたき台として十分使えるのではないかと。

・画像生成と結びつけて、キャラクターを育成できたり、コンプリートできるような仕組みを作る。
ワックワクする仕組みになりそうです。

・目標設定をAIがアシストしてくれるのは良い。つまづきを防げる。
達成レベルはシンプルに3段階で良い。
画像生成AIと組み合わせるともっと楽しい。

サンプル:画像生成AIでイラストを追加

●話し手の「今日の学び・印象に残ったこと

・一番印象に残ったことは「AIによってさらに人間が輝ける可能性が見えてきたこと」です。とっつきにくい人間にはAIによる目標のたたき台。そして考えた目標の言葉を使用してAIによるイメージキャラを生成する。そうすることで無限の広がりを感じることができました。
そして一番学んだことは「成功するためには心理的安全性が大切」ということです。ゲームは何度失敗してもOK。だからこそ面白い。目標も失敗しても良い部分をつくり、すぐに結果を求めるのではなく、まずは関係の質を上げることが大切(成功循環モデル)。この話に大いに共感してくださったことに自分自身のマンダラチャートの信念に自信が持てました。



当日参加できなかった会員のため、動画を公開しました。
次回の3月は、「ゴミ拾い×ゲーミフィケーションイベントの体験報告」を予定しています。

前回記事:開催報告 勝手にゲミー賞2022受賞サービスを体験しよう~1月勉強会
https://note.com/jgamifa/n/n7fa0e810ca87

(おわり)

#サンクスUP #マンダラチャートAI
#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会

執筆:日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者 きっしー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?