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45歳のオッサンが恥も外聞もなく妻の前ではじめて、慟哭しむせび泣いた話【前編】。恥ずかしいので後日有料にします。

今年は、
年初から私の部下が
たくさん離れていきました。

結婚・出産・転職。
3部門を担当する3名が、
三者三様で離れていきました。

入って来る新人に翻弄され、
産休代替にも気を遣い仕事の調整に、
躍起になって走り回っていました。

その産休代替が、複雑な事情により
契約満了となりました。
3ヶ月して引き継ぎをしていたものを
私が1週間で引き継ぐことになりました。

やはり「大枠」を知っているのと、
「実務」を実際にやるのは
天と地の開きがありますね。

この値上げラッシュの中、
価格の安い、他社の製品に
切り替えるなどの急激な動きが多発し
マニュアル化を尚一層困難にします。
また、顧客ごとの複雑な単価交渉も、
今年に限って激しさを増します。

極力、単純化が出来るよう
また、ルール化出来るように尽くしたつもりでした。

しかし、無情にも産休代替の
急きょの契約満了。

上層部の判断は、

もちろん管轄の私の管理不行き届きです。
そして、私を悪く言う声も聞こえてきます。


心無い声が、届いてきます。
私の思いと逆の意図をしていると
ねじ曲げられ、誤解されて届きます。

信頼している部下まで
なんだか様子がおかしいです。
不信感を抱いた目です。

これは、本当につらかったです。

どうしてこんなに裏目に出るんだ。
そんな9月の下旬でした。

なにをやってもダメな時は、
本当に嫌になるくらいダメですね。
裏目裏目に出てしまします。

もう自分では処理しきれないことが
本当に嫌になるくらい次々と起こります。

自分が人生のどん底にいるって思えてきます。

なにもかもが嫌になります。

「絶望」を感じるようになります。

そして、何もかもやる気がなくなります。

これまで夢中だった仕事や趣味に対しても
ことごとく意欲をなくし虚無感を感じます。

もうどうにでもなれそんな悲壮な気持ちになります。

その日は、
派遣社員が契約満了まであと2営業日という日でした。
本当に引き継ぐことがたくさんありました。

前日に、その派遣社員が休んだため、
今日こそは引継ぎを進めなければ、
遅れを取り戻さねばという気持ちがありました。

朝、駅前の駐車場まで車で行き、
電車が間もなく駅に入ってくるということで
少し走って駅に向かったその瞬間

あっ!!

ふわっと身体が宙に浮き、
気が付くと地面に手を付き転んでしまいました。

スーツのズボンが破れていました。
右の手の平からは血が流れていました。

転んだ姿を見られたことが、
恥ずかしいと思いながらも、
電車に向かう自分がいました。

改札を小走りでくぐりながら、
10日ほど前にも同じようにランニング中に転んだことを考えると、
なんだか怖くなりました。

 
↓詳しくは下記↓

足のケガは、
「進むな」というお告げだと数日前に気が付いたばかりでした。
 
↓詳しくは下記↓

電車が出発する直前、
やっぱり電車を降りました。

そして、
人波と反対側に戻って行きました。

結局、電車には乗らず、自宅に帰ることにしたのでした。

その日は、たまたま妻が休みでした。

妻に応急処置をしてもらいながら、
すぐに病院に行くことにしました。
何もない所で2回も転ぶなんて心配だから、
病院に行こうと言われました。

妻が言うには「脳神経外科」がいいのではないかということで
急きょ、その時間から行けるところを探してくれました。

はじめて行く病院なので
診察券を作るところから始めます。
窓口で、転んだこと、
2回続いているから心配であることを、
何度も説明します。
怪我の処置でなく、
体の歪みや、脳の異常などないか
診てほしいことを何度も説明します。

血圧を計り、
ようやく診察です。

色んな身体検査をして診てもらいましたが
結局は、診断は問題ない。
とのことでした。

なんだか、ほっとしましたが、
本当だろうかとも心配ではあります。

妻は休めというのですが、
休んだら休んだで半日ウダウダ悩みそうなので
取りあえず午後から出勤しました。

昼から出社をしましたが
もう腫れ物を見るような視線を感じます。
(そうじゃないかもしれませんが、精神的にそう思えるんです)

そんな中無情にも、
ある部下から信頼されていないっていう情報を上司から
こんな日に限ってわざわざ聞かされました。

かなりのショックでした。

あんなによくしていたつもりだったのに
迷惑だったのか・・・。

今から考えると、
1ヶ月ほど前に大喧嘩をした上司です。
罠にも思えます。

直属の上司である私は、厳しくするところは厳しくする必要があります。
いわば、親と子の関係性です。

更にその上の上司となると、
祖父と孫の関係性のように、
厳しさはそれほどでもなく、
甘さもあり、手なずけるのも楽なものです。
罠にはめられたようにも思えます。

しかしもう、そんなことはどうでもいいのです。

朝から転んだだけでもショックなのに
そんな日に限って、色んな事が重なりました。

もう自分では処理しきれないことが
本当に嫌になるくらい次々と起こりました。

自分が人生のどん底にいるって思いました。

なにもかもが嫌になりました。

「絶望」を感じました。

そして、何もかもやる気がなくなりました。
虚無感を感じました。
もうどうにでもなれそんな悲壮な気持ちになりました。

今まで、誇りにしていたこと、
今まで、築き上げてきたこと。
すべてが音を立てて崩れていくように感じました。

どんどんと自信がなくなって行くことが自分でもわかります。

最近は、悩んで眠れないことも多く、
疲労が抜けないし、思考力が低下しています。

そしてその日の仕事の目途がつき、
家に遅く帰ったのですが、
いつもは寝ているはずの妻が今日ばかりは
起きて待っていてくれました。

ビールを飲みながら、
静かにしていると
が、
今日は、どうだったか。
と聞いてくれました。

少し今日のことを話しはじめた時でした。

堰を切ったように、
涙が溢れてきました。
自分でも情けないですが、
止めることができません。
鼻水交じりで、嗚咽が止まりません。
まさに慟哭です。

妻の前で泣くのは結婚して11年ほどですが
はじめてのことでした。

こんなに頑張ってやってきたことが
ことごとく裏目裏目に出るのです。
悔しすぎて、怒りを越え、
自分自身が情けなくなります。
涙が溢れてきて止められません。

惨めさを感じました。

思い切り泣き尽くすまで、
妻の前で涙を止めることはできませんでした。

感情はスッキリしましたが、
感情の触れ幅が大きすぎたのか
極度の興奮状態となってしまい
この夜は、目が冴えて
結局1時間ほどしか寝ることが
できませんでした。

↓【後半につづきます】↓

45歳のオッサンが恥も外聞もなく妻の前ではじめて、慟哭しむせび泣いた話【後編】。

なんしかカッコいい大人になろう。

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