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『自信のない部屋へようこそ』「分かります!」って言いにいきたくなるエッセイ

こんにちは。「繊細」です。

雨宮まみさんのエッセイ『自信のない部屋へようこそ』(ワニブックス)を読みました。

私はいろんなライフスタイルエッセイを読み歩くのが好きなんですが、こんなに強く印象に残って、こんなに「この人、好きだな」と思える本に出会えたのは本当に久しぶりのことです。

印象に残ったことふたつ

まず印象に残ったことひとつ目は、雨宮さんが、私の大好きなお友達と同い年であること。

お友達も素敵な人なので、「エッセイを出されているほどだから、雨宮さんもきっと素敵な人にちがいない」とほとんど直感のように思ったのです。

まだ1文字も本文を読んでいない、巻頭の著者紹介を読んだ時点で。

その後、読み進めるうちに雨宮さんのお顔や服装も知ることになるのですが、私の予想以上に素敵な方でした。改めて好きです。


そして次に印象的だったのは、読んでいる本が同じだったこと。

読んでいる本が同じという時点で、価値観に共通点を見出さずにいられないのは読書好きの性じゃないかと思うし、しかも本文に取り上げられている共通本が2冊もあれば、もう、喜んでいいですよね!?(*‘∀‘)

話題に上っていた『人生がときめく片づけの魔法』と『レディ・レッスン』は、私も気に行って2回以上は読み返している本です。

しかも雨宮さんはごく自然に「片づけ祭り」という言い回しを使っておられ、こんまりメソッドを実践されているのだろうことが、文章から伝わってきます。

私は顔を合わせる範囲で趣味の合う友達を見つけるのがなかなか苦手なので、本やSNSの中に近しいものを感じる人を見つけると、舞い上がるほど嬉しくなってしまいます(*´▽`*)

いやいや、部屋素敵ですよ!?

折々に写る、雨宮さんのエキゾチック&アンティークなお部屋の素敵なこと!

タイトルこそ「自信のない部屋」ですが、「いやいや、もっと自信もってくださいよ!」と熱烈に励ましたくなってしまいます。

私もエスニックでアンティークでジャッポーネな、テイストの混ざった部屋になりがちなんです。
テイストが決まらないというか、いろんなパーツがいるからというか……(;´∀`)

だから異なる要素を綺麗に組みわせておられる部屋の一角を切り取ってくれた写真は、私に「私の好みのままでいいんだ!」という勇気を与えてくれました。

エッセイを読み進める中で、私はなぜ自分の部屋が冴えないのか、大いにヒントをもらうことができました。

妥協が生活に一部になって、忘れ去られるって怖い!


エネルギーをインスピレーションをもって、部屋をポジティブに、そして暮らしやすく変えていきたいなと思えました。


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