【鬱れぽ】夜22時前の急激な不安#029

どうしよう。

記事が修正し終わらない。


不安のスタートは、多分そこだ。

自分の過去を公開してあった記事を修正し始めたら、収拾がつかなくなってしまった。

終わらない。

この感覚、昔何度も味わったヤツだ。

宿題、テスト勉強、必要書類の準備。

やらなければならないことが、終わらない。

もともとはやりたいと思って手を付けたのに、なんだか上手くいかない、思っていたより時間がかかる。

終わらない。

できない。

もうやめよう、またにしよう、一旦下書きに戻そう。

そう思って操作を進めたのに、一旦マガジンに登録したり有料記事に設定してしまうと、下書きには戻せないらしい。

なんてこった。

ひとまず冒頭に事情を説明して、有料にして、固定記事からも外しておけば、よっぽどもの好きな人にしか見られないだろう。

そんな処置だけして、一旦終わりにした。

のに。

むくむくと不安の波が大きくなってくる。

ドミノ倒しのように、それ以外のことまで不安になりだす。

見送りに行った先輩を羨んで、海外に行けない自分のこと、

お金を貯められない自分のこと、

ひとつの場所で働き続けられない自分のこと、

幸せな家庭を持てない自分のこと、

できないできないできないできない

私には価値がない

無能

ホモデウスにはなれない

そんな自分、いらない

急いで薬を飲んだ。

抗不安薬、漢方薬、抗アレルギー剤、睡眠導入剤。

不安が怖くて、睡眠導入剤をいつもの2倍の量で服薬した。

眠ってしまおう。

眠れ眠れ。

そのまま蘇ることなく。

眠れ。

どうやって、生きていくんだろう。