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精神科と薬を手放しました

私が精神科・心療内科に通い始めたきっかけ、子育てのストレスでイライラしてしまい、子供に手をあげてしまったことでした。

もうこんなことはしたくない!そして、今までの生きづらさ、女性の中での人付き合いの苦手さ、寝不足、疲れ、色んなことが積み重なった時期でもありました。


最初の病院の先生は女性でした。
しばらく通いましたが、通い初めて一年ほど経って、その病院は閉院してしまい、今の病院へ転院。

最初は前の病院と同じ安定剤を処方していただいていたのですが、その後、発達障害の診断が出ている娘と同じ薬を処方していただいていました。

実は、私は20代の頃に職場の人間関係で悩み、精神科に行き、発達検査を受けたら発達障害のグレーゾーンの疑いありと言われた過去があるので、小学校に入ってから発達障害と診断された娘に自分を重ねてしまうところがありました。

そして、娘が発達障害の薬を病院で薦められた時に、子供に脳神経に影響のある薬を飲ませて私は将来後悔しないだろうか?飲むとどういう感じになるのだろうか?体に負担はかからないのか?等、とても不安になり、いっそのこと自分が娘と同じ薬を飲んで運命共同体になればいい!という考えが浮かび、先生にお願いしたところ処方していただくことが出来ました。


服薬してみたら、たしかに頭の中の整理がつきやすくなって、人との会話がスムーズになったり、集中力が高まり仕事が早く出来るようになったりと、今までの悩みが解決されました。

でも周りの人から「雰囲気変わったね」と言われるようになり、人格に少し影響があったようです。

服薬するようになり数年経ちましたが、最近、私って病気なのかな?障害っていうほど、今生きづらいのかな?そんな疑問が浮かびました。

そして精神科に通っていると、私の場合は障害者なんだという思考が拭いされなかったのです。

ありのままの自分を受け入れたいから、薬を飲むのを辞めたい。
そんな心の声が聞こえてきたんです。

だから半年ほど前から、少しずつ薬の量を減らしてもらっていました。

そして最近、先生に発達障害の薬を飲む必要がなくなったことを話したら、じゃあ一番少ない量にするから、最後の方は一日置きに飲んでね、と言われ最近は一日置きに飲んでいました。

そして、あと数日で飲み終わります。

”薬を飲まない生活”

私は半年、もしかしたら無意識レベルではもっと早く望んでいたかもしれないです。

今日の診察で、薬は数日で飲み終わることを先生に話し、日常生活で困っていることもないので、もう通院せずに市販の漢方を買ったりして、様子を見ます、とついに伝えることが出来ました。

正直に自分の気持ちを話したら、わかってもらえて治療終了ということになりました。
今まで何をモヤモヤ悩んでいたんだろうというぐらいスムーズに話が通じました。

でも、私は冬季うつの傾向があるので、調子が悪くなったら、また相談に行くという約束をしました。

不安もありつつ、なんだか、また一歩あたらしい世界へ踏み出した感じがします。

今のところ、まだ娘は服薬しています。無理に飲ませているわけではありません。自分にとっていい効果があるなら飲めばいいし、自分が辛くなるなら飲まなくていいと話してあります。

それを感じられるのは自分しかいませんからね。

私も、また心のバランスが崩れた時にはお世話になるかもしれません。

でも、ずっと通い続ける必要はないと思いました。

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