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自分に自信がない人が手帳に書くべき 「できたことリスト」 のススメ

突然ですが、皆さんに質問です。

最近、大きな達成や喜びを感じたことはありますか?
小さなことでも、何か嬉しかったことや充実したことはありますか?
今までできなかったことができるようになったことはありますか?

突然こんな質問をされると、特に思い浮かばない人も多いかもしれません。
人間はどうしてもネガティブな記憶が強く残りがちです。
これは太古の昔、危険を避けるためにネガティブな情報を強く記憶するように進化してきたためだと言われています。
ネガティブな情報はポジティブな情報よりも4倍伝わりやすいという話もあります。

以前の私も皆さんと同じようにネガティブな情報ばかり頭に残り、ポジティブな情報、つまり達成したことやできたこと、レベルアップしたことなどのプラスの情報は記憶に残っていませんでした。
しかしある時をきっかけに、これらのレベルアップを記録しようと考え、手帳を使って毎日記録するようにしました。
記録を続けることで、私は様々なプラスのメリットを感じるようになりました。
今では自分に自信を持てるようになり、新しいことにチャレンジする意欲が湧いてきました。

今日は、そんな「できたことリスト」のススメについて解説していきたいと思います。



できたことリストを実施したことで変わった私

自分に自信が持てるようになった

「できたことリスト」を記録することで、これまでの自分のちょっとした頑張りが目に見えるようになりました。
その結果、自分はこれだけいろいろなことを実現してきたんだと自信を持って感じられるようになりました。
自信を持てるようになると、新しいことにチャレンジしようという気持ちが生まれてきます。


くじけそうになったときにまた頑張ろうと思える

日々生活していると、うまくいかないことは多々あります。
そんなとき、以前の私は悩みを抱えていましたが、最近では「できたことリスト」を見返すようにしています。
「できたことリスト」を見返すと、これまでの自分の頑張りを思い出し、今抱えている苦労が小さなものに思えてきます。
そこから、もうちょっと頑張ってみようかなという気持ちが生まれてきます。


新しいアイデアが生まれる

「できたことリスト」の中には新しい発見やチャレンジしたことなども書いてあります。
なんとなく平坦な日々を送っていると、日々がつまらないものになりがちです。
そんなときに「できたことリスト」を見返すと、いろいろチャレンジしてみたいことが浮かんできます。
次はこれをやってみよう、あれをやってみようと、新しい思考が湧いてくるのです。


できたことリストの具体的なやり方

ここからは「できたことリスト」の具体的なやり方について解説します。
私のお勧めの方法を紹介しますが、皆さんが実際に取り組む上では、自分に合った方法にアレンジしてみてください。


ルール1: 手帳の決まったページに記録する

私の「できたことリスト」は手帳の後ろについている数ページのメモ欄です。
このメモ欄に「できたことリスト」専用のページを用意し、そこにひたすら箇条書きで記録していきます。
同じページにまとめることで、後で見返すのが非常に楽になります。
また、1年間同じ手帳を使うことで情報がバラバラになりません。
昨年の「できたことリスト」を見たい場合は、昨年の手帳を開けば良いのです。



ルール2: 通し番号を書く

私の「できたことリスト」には現在788という数字が書いてあります。
これは「できたことリスト」の頭の部分に通し番号を振っており、その累計の数字です。
これまでこんなにもたくさん「できたことリスト」が増えたんだと、この数字を見るだけで自信が湧いてきます。
この数字を少しずつ増やしていくことがモチベーションになり、「できたことリスト」の継続につながります。



ルール3: 小さな「できたこと」も記録する

「できたことリスト」に記録するのは何でも構いませんが、おすすめは小さなことでも記録することです。
例えば、自分から挨拶できた、新しいレシピを作ってみた、仕事をサボりたいけど気持ちを奮い立たせて出社した、など。

さらに、大きなことも書いていいのです。
営業成績で累計何件を達成できた、資格試験に合格した、役職が上がった、など。
「できたことリスト」を増やしていくことで、新しいチャレンジをしたいという気持ちが芽生えてきます。



まとめ

ここまで、「できたことリスト」を実施するメリットと、その具体的なやり方について解説しました。
はじめのうちは、小さな一歩一歩の積み重ねですが、これを継続することで、次第に大きな「できたことリスト」が積み上がっていきます。
自分だけの成長記録です。

私たちはどうしても他の人と比べたり、周りのことを気にして自分を過小評価してしまいがちです。
しかし、「できたことリスト」は確実に自分がこれまで歩んできた一歩一歩の歴史が刻まれています。
この自分の歴史を自信を持って振り返ることで、周りとの比較を気にしなくて良くなります。
ぜひ皆さんも自分なりの「できたことリスト」を作ってみてください。

この考え方が少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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