ガンプラ素組みレビュー#3 MGボールver.Ka
今回はMGボールの素組みレビューを行います.
今年2月度に購入し,価格は1,760円(税込)でした.MGで1,000円台なのはとてもリーズナブルで,サクサク作れそうな予感がします.
Bランナー(内部フレーム),Dランナー(アーム部)はABS製で,Dランナーはなぜか袋に入っていませんでした.
F1ランナーはポリキャップではなく合成ゴム製で,加工が困難です.
まずは内部フレームから.左右にトラスフレームの殻をかぶせることで,内部のディテールに深みが出ています.塗装のしがいがありますね.
後ろから.バーニアはボールジョイントでそこそこ自由に可動します.
コクピットハッチは少し動かしにくく,クリアパーツと赤の枠のくぼみをひっかけて動かします.上部のバーニアは若干可動します.
外部装甲をつけて.パネル分割は詳細で,モールド量もver.Kaなりに充実しておりました.
リアから.外部装甲をつけても,バーニアは干渉せず動きます.
ただし個体差なのか,ハッチ横の装甲がかなり取れやすいです.
キャノン部分です.中央部で軸可動し,砲身全体に合わせ目が出ないよう工夫されていました.白のパイプ部分が細いため,破損しないよう注意が必要です.
アーム部分です.本キットはSTARDUST MEMORYのボール改修型がモデルで,サブアームを持ちます.各アームおよび基部の3軸分可動し,金属シャフトやリード線など,ディテールがかなり凝っている印象があります.根元部分はボールジョイントをゴムパーツで覆う設計になっておりますが,根元は少々取れやすいです.
二の腕に相当するアームは,シャフトを挟み込む都合上モナカ状の合わせ目が出ます.
付属の台座に置いて,完成です.台座にロック機構はありません.アニメのボールと異なり,成形色は比較的くすんだブルーな仕上がりです.また,ボディとアームでは色合いが若干異なります.
非公式のやり方ですが,置き方を変えて,上向きにポージングすることも可能です.
台座から降ろした状態でも,安定します.
コクピット内部.製造年代のわりにパイロットの造形は詳細です.
下部から.バーニア1基がありますが,差し込みが甘く取れやすいです.バーニア根元の円状パーツは合成ゴム製です.
MGガンダム ver 3.0と比較.モビルスーツと比較しても違和感ないサイズでした.
レビューは以上となります.MGながらも手軽に組み立てられ,内部ディテールも充実しているので,MGデビューしたい方,塗装にこだわりたい方におすすめだと思います.塗装の際は,腕部がABS製のため注意が必要です.
いつかMGジムと並べて飾ってみたいです.
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