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【日本をUPGRADE! 】SCSK社と資本提携、LLMで問い合わせ工数を約97%短縮、センコー社とDX革命を起こす次世代オペレーションシステム運用開始ほか

JDSCでは、当社の最新情報をお届けするお客さま向けメールマガジンを配信しています。2024年6月27日配信(第12号)の内容をnoteでもご紹介いたします。株主の皆さまも当社概況をご理解いただく一助として、ぜひご一読ください。


お世話になっております。
JDSCは、ヘルスケア・製造・エネルギー・物流を中心とした各種業界のDX推進を、AI・データサイエンスの力で強力支援し、個社の課題だけでなく産業全体の生産性課題の解決を実現します。皆さまの企業ではどのような課題をお持ちでしょうか。弊社がお役に立てることも多いかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

また、当社の取り組みが”5分”でわかるご紹介資料を自動メール送信にてお送りしておりますので、ぜひこちら(https://bit.ly/3IeJ9FQ)からお取り寄せください。
さて、第12号となる今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお届けします。どうぞ最後までお付き合いください。

■JDSCメールマガジン第12号コンテンツ



■SCSK株式会社との資本業務提携及び第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ

JDSCは、2024年5月10日付の取締役会決議により、SCSK株式会社との戦略的な資本業務提携を行うこと及び割当予定先に対する第三者割当による新株式の発行を決議し、本資本業務提携についての契約を締結いたしました。


■LLM(大規模言語モデル)で、問い合わせ工数を約97%短縮し、海事産業のDXと働き方改革を推進するソリューションを開発〜Amazon Bedrockを利用し、回答精度を30%向上〜

JDSCは、LLMを活用し、海事産業特有の問い合わせ対応業務の工数を削減し、業界のDXと働き方改革を推進するソリューションを開発しました。本ソリューションではAWSの生成AIサービスAmazon Bedrock上でClaude 3 Opus / Sonnet / Haiku(Anthropic Claude on Amazon Bedrock)を利用し、関連する各種契約書や技術情報、規制情報、FAQ、メールなど約1万の専門ドキュメントを横断的に調査、回答することが可能で、これまでに従業者が要した対応時間を約97%短縮します。


■センコーとJDSCが、物流センターの作業工数削減に向けてAIとデータサイエンスで物流にDX革命を起こす次世代オペレーションシステム「SAIFOMW(サイフォム)」の運用を開始

物流大手センコーグループホールディングス株式会社傘下の中核会社であるセンコー株式会社とJDSCは共同で、物流倉庫におけるスタッフの工数算出や適正配置、作業進捗管理などの運用業務をAIとデータサイエンスで自動化し、生産性の向上で物流にDX革命を起こす次世代オペレーションシステム「SAIFOMW(サイフォム:Senko AI FOreMan and Woman)」の運用を2024年7月1日から開始します。センコーは、「SAIFOMW」を3拠点(合計で400人超の大規模センター)に導入し、今後、全国の拠点に導入を拡大することで物流センターのローコストオペレーションの確立を目指します。


■JDSCが「小田原市EV宿場町コンソーシアム」に参画〜AIとデータサイエンスを活用し「環境保全」と「地域活性」の両立を目指す〜

JDSCは2024年5月22日、神奈川県小田原市と東京電力パワーグリッド株式会社、日産自動車株式会社、日本交通横浜株式会社、パナソニック株式会社ほか民間企業複数社が公民連携で、小田原市における電気自動車(以下「EV」)の普及促進およびEV利用者の集客を図ることを目的に設立した「小田原市EV宿場町コンソーシアム」に入会しましたのでお知らせします。同コンソーシアム参加企業にハードウェアを扱う企業が名を連ねる中、JDSCはコンソーシアムの発想や所有するAI、データサイエンスの知見を活用しEVの利用促進と経済活性を通じた「EV宿場町」の実現にソフトウェアの観点から貢献します。


■データサイエンスの力で「腹膜透析」の普及拡大と新サービス開発を目指すヘルスケア領域の新事業を開始

JDSCは、データサイエンスの力で「腹膜透析」の普及拡大と新サービス開発を目指すヘルスケア領域の新事業を開始し、2024年5月28日、医療情報サイト「慢性腎臓病のことなら!キド兄さん」(https://kidney3.com)を開設しました。当サイトでは、英語で腎臓を示す「Kidney(キドニー)」から命名した「キド兄さん」がナビゲーターとなり、慢性腎臓病および人工透析治療を必要としている患者およびその家族が適切な情報にアクセスし、サポートを受けられるよう支援します。JDSCは、「キド兄さん」を通じて血液透析に比べて通院回数や身体的負担の少なさなど利点が多い腹膜透析の認知拡大に努めるとともに、トラフィックデータを活用し、地域別の患者統計データの作成およびデータサイエンスを活用した新サービスの開発を目指します。


■編集後記

JDSCの佐藤飛鳥です。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今回も多くの取り組みについて発表が出来ること、皆様との日々の協業に感謝いたします。

AIの世界では「PoC死」という単語もある通り、実運用にまで取り組めるかが大きなハードルと言われています。
今回紹介させていただいた取り組みの中で、特に3PL大手のセンコー様との件は、「複数のセンター」で「実運用」を開始させていただくことになった、という報告です。
22年11月に「AI職長プロジェクト」のパイロット運用としてプレスリリースをさせていただいた時期より1年半をかけて実務への導入検討を進めてまいり、「SAIFORMW:Senko AI FOreMan and Woman」と名前も決定いただく、というステップを経てまいりました。特に物流センターは各センターで使われている機器・デバイスの違いからインプットとなるデータの個別性が高いため、「複数センター」での導入は大きなチャレンジでした。

尚、SCSK様との提携によって、AI/データ活用において必須となるシステムとのつなぎ込み等の実運用化の能力を高められると考えています。これまで以上に協業先の皆様の「成果創出」に対して貢献出来るようになりました。

また、7月1日から常務執行役員COOを拝命することになりました。これまで4年半、協業先の皆様との共同開発を増やせるよう、尽力してまいりました。これからも役職の名に恥じぬよう、UPGRADE JAPANに資する取り組みを増やし、成果創出出来るよう、邁進してまいります。


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