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三位一体!ぼくらのUPGRADEな日常~SとHはかく語りき~

本日はJDSCの異職種合同インタビューと題して、データサイエンティストのH氏とビジネスデベロップメントのS氏にお話を聞きます。お二人ともよろしくお願いします。

  • (S氏・H氏) よろしくお願いします。

まずはお二人の自己紹介をお願いします。

  • (S氏)
    DXソリューション事業部でビジネスデベロップメント(以降、BizDev)として働いています。新卒で外資コンサル会社に入社して幅広いコンサルタント業務に従事した後、新たなチャレンジを求めて2020年11月にJDSCに入社しました。JDSCでは主にエネルギー関連のプロジェクトに携わっています。

  • (H氏)
    DXソリューション事業部でデータサイエンティスト(以降、DS)として働いています。2021年1月にJDSCに学生インターンとして入社し、2022年4月から新卒で正社員として入社しました。大学院では生物統計学の研究室に所属していたのですが、最近は数理最適化やOR※1の分野にも興味を持ってます。

※1 数理的な手法や解析を用いて、組織やシステムの運営・管理に関する問題を解決する学問

JDSCに入社する前はどのような事をされていたのですか?

  • (S氏)
    前職の外資系コンサル会社では、エネルギー業界や製造業など複数の業界のクライアントに対して、経営戦略策定や業務改善プロジェクトを行っていました。一方JDSCでは、このコンサル業務の経験と大学時代の工学系学部での経験 を活かし、メインでは事業開発系の案件を手がけている他、プロジェクトによっては分析・データサイエンス関連業務などに携わることがあります。

  • (H氏)
    入社前は東京大学で生物統計学※2を専攻していました。
    中でも、疫学研究寄りの統計手法に興味をもち、修士論文ではBayesian Measurement Error Modelに取り組みました。 今この時点で、測定誤差を補正しにいくような専門ドンピシャのプロジェクトにアサインされたことはないのですが、コースワークや修論を通して学んだ階層モデルや時系列モデリング等の知識はJDSCの業務でもとても役立っています。

    ※2 (H氏出身研究室のHPより以下転載)
    > 生物統計学とは、医療・健康科学分野を対象とした応用統計学であり、臨床研究や疫学研究における研究デザインと統計解析の方法論を研究する学問です。
    https://www.iii.u-tokyo.ac.jp/education/courses/biostathttps://www.iii.u-tokyo.ac.jp/education/courses/biostat

ありがとうございます!JDSCに入社したのにはどのようなきっかけがあったのでしょうか?

  • (H氏)
    東京大学の大学院で行われた学際情報学府全体のグループワークで出会ったJDSCメンバーがきっかけです。「これをやりたいからXXまでにXXやりましょう」ってどんどんチームを引っ張っていて、明らかに学生じゃなくてPO(プロダクトオーナー)だったんですよね。で、すげえ人がいる!仲良くなりたい!ってことで、ぺあぷろして欲しい!って話しかけにいきました。交流する中で、すごく楽しそうに仕事の話をされていて興味を持ったことを覚えています。まあ結局リファラルしてもらうのが恥ずかしくて、黙って選考を受けたんですが……(笑)

Hさんらしいエピソードですね(笑)

  • (S氏)
    自分の場合は、転職を考える中でそれまでのコンサルタントとしての経験を活かしつつ、よりテクノロジーを身近に感じられ、実際にテクノロジーを用いて大きな変革を産もうとしている場所を探していました。その中でJDSCという会社に出会い、「Upgrade Japan」や「三位一体」という理念への共感だけではなく、実際にそれを成し遂げようとする意志・行動力に惹かれて入社しました。

それぞれ普段はどのような仕事をされているかもう少し詳しくお聞きしたいです!

  • (S氏)
    最近はエネルギー関連案件のPMをはじめとしたプロジェクトを、BizDev職の立場からリードしたりしています。BizDev的な働き方をすると同時に、プロジェクトによってはDS的な動き方も合わせて行うこともあります(実際に精度改善に向けた検証の設計および実際の分析からクライアントへの説明の実施などをしたことがあります)。
    pythonやSQLなどを用いたDS的な動きは、JDSCの中にあるUpgrade JDSC Day (自己研鑽などに業務時間の一部を使える制度)を活用して受講したプログラミングに関する講座などで培いました。大学時代に工学部だった経験から、プログラミングに関する下地は少しはあったものの、大学以降は仕事柄実際に使うことはなかったので、JDSCに入ってから学び直しました。

  • (H氏)
    私は、主に物流(倉庫や海上)関係の最適化業務に従事しています。ものづくりの経験も積みたかったので、データサイエンス周りの実装や分析だけでなく、エンジニアの方に弟子入りさせてもらっています。DSとエンジニアで完全に役割分担せずに、あえて曖昧にして、エンジニア周りのコードを触ってレビューしてもらうようになりました。

お二人からみてJDSCの良さはどのようなところにありますか?

  • (H氏)
    需要予測のような予測系のタスクばかりではなく、ORのような『何かを改善する』という業務があるので、DSとして手を出せる幅が広いことです。Sさんも言っていましたが、『Upgrade Japan』を掲げている企業なので、一つの業界全体を最適化できる業務に携われるのは魅力ですね。
    あと、興味に応じて、専門外の分野の業務も任せていただけるところも良いと思います。エンジニアリング周りについては上で述べた通りですが、例えばデータサイエンス領域においても、私の専門に近い統計モデリング以外に、元々興味のあったORや数理最適化といった分野にもチャレンジさせていただいており、とても嬉しいです。

  • (S氏)
    Hさんに同意です。加えて、JDSCの良さは関わる人の良さだと考えています。普段はプロジェクト単位で働いているのですが、プロジェクトなどで一緒に取り組んだメンバーが本当に優秀で、その優秀なメンバーと働けることによって自分自身を成長させることができていると思っています。
    また、三位一体の人材となることを目指したり自己の研鑽を行うことが歓迎される社風で、他職種の方と密に働く環境が整っているので、自分の職種以外のスキル取得に対して周囲が好意的かつサポーティブです。例えば「SQLできるようになりたい」と思った時に、slackチャンネルで気軽に質問して、エンジニアメンバーにコードレビューもしていただきました。会社としての「三位一体」を目指す風土は、自分自身のスキルを伸ばしていくのにすごく良い環境です。

ここまでのお話の中で「三位一体」という言葉がよく出ていますが、お二人はどのように捉えていますか?

  • (S氏)
    自分の中での「三位一体」とは、それぞれの職種に囚われるのではなく、
    ”One Team”で物事を進めていくことだと考えています。その意味では、お互いの仕事にリスペクトを持つだけではなく、しっかりと関心・理解を深めるということに近いですね。自分自身は職種としてはBizDev職の人間ではあるものの、開発案件においてコードを理解したり、開発面でも必要に応じて自分が貢献できるところは貢献するというマインドセットで日々を過ごしています。

  • (H氏)
    Sさんが答えてくださった通りですね。DS role の自分から見ると、Sさんの言う”One Teamの体制”って結構心強いんです。例えば、データ分析の際に、BizDev陣を横に据えて結果を解釈してもらうなんてしょっちゅうで、「その値おかしくない?」とドメイン方面から、私のコードミスを見抜いていただいた経験は1度や2度では済みません(笑)。

なるほど、職種の垣根を超えたやり取りがされているのですね。
ちなみに、オフィスで見ていてお二人は仲が良いなぁとよく思うのですが、同じプロジェクトで一緒だったのでしょうか?

  • (S氏)
    実は同じプロジェクトを一緒にしたことはないんですよ(笑)。
    それでも、仕事外での交流だったり(ご飯に行ったり)、DS関連のことでアドバイスをもらったりしてます。

  • (H氏)
    Sさんが挙げたとおりですが、プロジェクトとしては同じではないのです。でも、スライドの書き方などにアドバイスをもらったりしています。あとはキャリアとか、結婚観についてお叱りをいただいたり(笑)。

え!プロジェクトは同じになったことがないんですね!仲良くなるきっかけは何だったんですか?

  • (S氏)
    JDSCには卓球場が設置されているのですが、そこで卓球をしたり、ご飯を食べに行くなかで仲良くなりました。

  • (H氏)
    いつの間にかキャンプに行くまで仲良くなっていてビックリしました(笑)。明確なきっかけは覚えていないのですが、今振り返ってみると、プロジェクトで仲良くなった人繋がりでどんどん交流が増えていく環境だったからかなぁと。

最後に、よく一緒にご飯に行かれたりするということですが、春日周辺でお二人のおすすめのお店はありますか?

  • (S氏)
    必ずしもオフィス(春日)に近いわけではないのですが、東大の近くにある『美味しい屋』という中華料理屋はよく夜とかに行っています。

  • (H氏)
    本当によく行きすぎていつも食べるメニュー番号を覚えてしまいました(笑)。slackで週に5回は「21Bのメニュー食べにいきませんか?」とS氏からDMが飛んできたり。逆に私は「19Aも気になってます」と返すくらい……

JDSCには美味しいごはん屋さんがまとめられている社内ツールもありますし、お二人も流石です(笑)。こういった交流する機会を作りやすいのも、JDSCの「三位一体」風土が育っている一因ということですね。
本日はお二人ともありがとうございました!


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