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蝶から学ぶ配色技法

蝶は色覚があり、色を識別出来、綺麗な色を見て近寄る可能性があります。蝶は色覚を利用して食物や配偶者を見つけることが多いです。

その理由とメカニズムは以下です。

1. 花の色と蜜源探し
多くの蝶は花の蜜を食物源としています。花の色は蝶を引き寄せる重要な要素であり、特に紫外線や明るい色(黄色、赤、青など)の花に引き寄せられることが多いです。これらの色は蝶にとって見つけやすく、蜜を提供する花を識別する手助けになります。

桔梗に留まるヤマトシジミという蝶

2. 求愛行動
蝶の中には、オスがメスを引き付けるために特定の色や模様を持つものがいます。鮮やかな色彩は配偶者選びにおいて重要な役割を果たし、メスが健康で適したパートナーを選ぶ手助けをします。

3.警告色と保護色
蝶は捕食者から身を守るために、警告色(例えば、毒を持つことを示す鮮やかな色)を使ったり、環境に溶け込む保護色を使ったりします。これにより、色が視覚的なコミュニケーションに重要であることがわかります。


例えば、

モンシロチョウ
白や黄色の花に引き寄せられることが多いです。
アゲハチョウ
鮮やかな色の花(特に赤や紫)に引き寄せられることが知られています。
ヤマトシジミ
紫外線を含む広範な色の花に引き寄せられる可能性があります。

つまり、

蝶は綺麗な色を見て近寄る可能性が非常に高いです。色は蝶にとって、食物源を見つけるためや配偶者を選ぶための重要な手段であり、自然界における色の多様性は蝶の生存と繁殖において重要な役割を果たしています。

人間も蝶と同じ生物であり、色覚もあります。蝶が好む花の色を参考に考えてみると、自然で誰もが違和感なく受け入れられる配色が生み出せます。

即、実践‼️

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