公益社団法人塩尻青年会議所

塩尻青年会議所は、青年の英知と勇気と情熱を結集し塩尻市の発展に貢献することにより、明る…

公益社団法人塩尻青年会議所

塩尻青年会議所は、青年の英知と勇気と情熱を結集し塩尻市の発展に貢献することにより、明るく豊かな社会を築きあげるとともに、会員の連携と指導力の啓発に務め、世界の平和と繁栄に寄与することを目的として1969年に設立。以来、まちづくり、人材育成・研修、青少年育成分野の活動をしています。

マガジン

  • 地域資源を題材に「ライティング・写真撮影講座」

    今回は、中信エリアに住む高校生から社会人まで6名が市内のワイナリーや漆器店を取材しました。日本仕事百貨 編集長 中川晃輔氏 より学んだ取材編集技術をもとに初めてのインタビューや編集に臨んだ6人。書き手・話し手の人柄が詰まった、とても良い記事に仕上がっています。 【取材記事】 ① もし、ワインを知らなかったら サンサンワイナリー 武藤聡さん ② 人との縁、家族とともに醸すワイン 111VINEYARD 川島和叔さん ③ 美味しいワインはきれいなぶどう畑から醸される(塩尻片丘産ワインの描く夢) 幸西ワイナリー 幸西義治さん ④ 故郷の伝統を守ること。繋ぐこと。 ハーレー乗りが見据える木曽漆器の未来 未空うるし工芸 岩原裕右さん ⑤ 元昆虫少年が目指す 愛と 夢のもの作り 大河内家具工房 大河内淳さん ⑥ 漆器のまち平沢で、伝統を受け継ぐ職人の、いま。 白木屋漆器店 宮原義宗さん

最近の記事

もし、ワインを知らなかったら

インタビュー相手 サンサンワイナリー 武藤聡さん ーーーーー ワインって、”ちょっと難しいお酒”というイメージがありませんか? 産地やぶどうの品種の違い、香りや味の表現など。突き詰めたら奥深く、おもしろい世界なのだろうけど、よく分からずに毎度ほかのお酒を頼んでしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。 じつは私もそのひとり。でも今回、サンサンワイナリーの武藤さんのお話を聞いて、ワインが少し身近に感じられるようになりました。 2015年に塩尻市柿沢にオープンしたサン

    • 美味しいワインはきれいなぶどう畑から醸される(塩尻片丘産ワインの描く夢)

      インタビュー相手 幸西ワイナリー 幸西義治さん ーーーーー 丘の上 幸西ワイナリーのエチケット(ワインのラベル)には、 自社のぶどう畑が描かれている。 「いいワインのぶどう畑は例外なく”きれい”なんですよ。でも、”きれい”なぶどう畑から必ずしもいいワインが出来るという訳ではないんですが(笑)」 大手精密機械メーカーを定年間近となる年齢で退職され、ぶどうの栽培から醸造までを手掛ける丘の上 幸西ワイナリーを立ち上げられた幸西義治さんにお話を伺った。 ワイナリーがある長野

      • 元昆虫少年が目指す 愛と 夢のもの作り

        インタビュー相手 大河内家具工房 大河内淳さん ーーーーー くねくねとした山道をのぼっていくと、道路脇にいくつも「漆器」の看板が見えてくる。たどり着くのは、山の緑がまぶしい木曽平沢の町だ。 大河内家具工房は、木曽漆器伝統工芸士である大河内さんが立ち上げた気鋭の家具工房だ。インタビュー冒頭では緊張する私に「全然緊張して見えないよ」とさりげなくフォローしてくださった。インタビューを通して始終感じられた、大河内さんの人柄のあたたかさだった。 今回のインタビューでは、そんな大

        • 故郷の伝統を守ること。繋ぐこと。 ハーレー乗りが見据える木曽漆器の未来

          インタビュー相手 未空うるし工芸 岩原裕右さん ーーーーー 好きなものがあるというのは、とても素敵だなと思います。 未空うるし工芸の岩原さんにとって、それはハーレーダビッドソン。 好きなものや、興味のあることを活かした仕事は、やりがいもあるし楽しい。 ただ、岩原さんが漆の仕事に就かれたことには、特別な重みも感じます。 繰り返される「残していきたい」という言葉。 伝統のある土地や家業に生まれた人が、自然に持っている覚悟のようなものを感じて、 「僕は長男だから」といった言

        もし、ワインを知らなかったら

        マガジン

        • 地域資源を題材に「ライティング・写真撮影講座」
          6本

        記事

          漆器のまち平沢で、伝統を受け継ぐ職人の、いま。

          インタビュー相手 白木屋漆器店 宮原義宗さん ーーーーー 江戸時代から、中山道を通る旅人に求められてきた木曽漆器。 変化する時代に、漆器のかたちもまた、変わってきています。現代を生きる職人のすがたを追いかけました。 白木屋漆器店の宮原義宗さん。代々、木曾で塗師をしているそうだ。 宮原さんって何代目なんですか?尋ねてみたところ、笑いながら教えてくれた。 「親父は7代目だって言うけど、本当にそうかは知らない。でも、ずっとやってはいるみたいですね」 宮原さんは普段、一般的

          漆器のまち平沢で、伝統を受け継ぐ職人の、いま。

          人との縁、家族とともに醸すワイン

          インタビュー相手 111VINEYARD 川島和叔さん ーーーーー ワインを買うとき、どんなことを思うのでしょう。 味?値段?それとも生産地? ワイン初心者にとっては、何を選んでいいのか。 手に取って購入するまで、とてもハードルが高いイメージがある。 でも、この人(造り手)の、この土地(産地)のワインが飲みたいと思えるものを見つけると、選ぶことが楽しくなってくる。 今回紹介する方は、ぶどうを育て、ワインを造っている111VINEYARD 川島和叔さん。あたたかな笑顔

          人との縁、家族とともに醸すワイン