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〈MIZ DIALOGUEが始まるまで〉

前回は、眼鏡の未来を考える気持ちや、より多くの人に眼鏡を楽しんでもらいたい、という気持ちに共感してもらい、水島眼鏡とタッグを組むことになったところまでお話ししました。今回は始まるまでの話とこれからのお話しを。

まだ前回の記事を読んでない方は、是非以下の記事から読んでいただくのがおすすめです。

水島眼鏡とタッグを組んでから、幾度となく打ち合わせを重ね、ベースモデルの形を決めたり、眼鏡のサンプルを作っていただいたり、ルックや物撮りの撮影を依頼したり、鯖江まで行って工場の撮影をさせていただいたりなど、全て話し始めるとキリがなくなってしまうので、そこは惜しいですが割愛で。

3話続き、色々と何故MIZ DIALOGUEを始めたのかということついてお話ししてきましたが、結局MIZ DIALOGUEとは何を目的とした眼鏡なのか?というお話を。

眼鏡のブランドなのか?

 ブランドブランド言っていて今更言いにくいのですが、MIZ DIALOGUEってブランドではあるのですが、あまり「ブランド」という言葉がしっくりこないように思っています。どちらかというと「プロジェクト」に近い組織だと考えているんですよね。それも誰でも参加できるような。

眼鏡って元々、目を矯正する半医な器具としての側面により割とネガティブなアイテムだという印象が強かったんですよね。それがファッション性を纏ったり、意匠的なアートのようなデザインが出てきたりなど、少しずつ身に着けたくなるような要素が徐々に培われてきました。

今までどの年代にも変革があったのですが、年代を重ねれば重ねるほど変革が弱くなってきていたり、デザインのモチーフにする年代のサイクルが早くなってきていますし、小手先だと中々新しいものが生まれにくくなってきています。

ただユーザーが眼鏡に新しさを求めているかというと、それもまた疑問を生みますが、ただこの先同じことを続けても楽しくはないのは確かで、何かしらの変革は眼鏡を楽しくするきっかけになるだろうなと考えました。

MIZ DIALOGUEは一見デザインだけを見ると、なんら今までの眼鏡と大きな変わりはないのですが、楽しみ方に関しては今までに無い新しさが詰まっています。

ここまでの話を聞くと、とても重い話に聞こえるかも知れませんが、笑
単純に私は眼鏡っていうものに縁があり、眼鏡が好きになり楽しさを知り、この先もより多くの人に眼鏡を楽しさを感じてほしい、ただただそれだけです!

MIZ DIALOGUEに用意されたモデルやカスタマイズは今後増やしていき、その他まだ言えないことが沢山ありますが、是非楽しみにしていてほしいです。





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