246 Webコンテンツを評価するのは自分や上司じゃなくて顧客です。(稲田)2022/11/17
「Webコンテンツを評価するのは自分や上司じゃなくて顧客」
ぼくはこの考え方にかなりこだわっています。
Web活用に取り組もうとする多くの地方中小企業が始める前から「正しいやり方」を知りたがるけれど、それを教えてくれるのが顧客なんですよね。
そもそも正しいとは何か?誰に対しての正しさなのか?何のための正しさなのか?すごくあやふやな思考だと思います。もしかしてそれは上司に怒られないための正しさになっていませんか?
Webコンテンツの有益性を決めるのは上司ではありません。顧客です。その意味で社内の誰も答えを持っていません。たとえ社長でも。あるのは仮説です。その仮説に答えを出してくれるのが顧客です。Webコンテンツでぼくたちがやれることは仮説を立てて顧客に渡して評価してもらうことです。
Webはインタラクティブと言われるけれど、企業のWeb活用においては片想いだと思っています。
Webコンテンツという片想いの手紙を通じて、顧客の輪郭を少しでも推測する。思いを馳せる。想像する。それがWeb活用の大切なマインドの一つです。だからコンテンツマーケティングの核は「傾聴」だと思っています。上司を見るんじゃなくて顧客を見る。遠くの相手の小さな声に耳を澄ませる。それが大事。
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