383 欲しいのは覚悟。（稲田）2023/6/13

Webサイトリニューアルを進めている技術系BtoBのZ社様。企業名にかかるテーマコピーを下記に変更して提案。

旧サイト「明るい未来を創造する（翻案）」
新サイト「◯◯の専門家」

「これは提案ではありますが、ぼくたちが欲しいのは " この宣言から一歩も引かないぞ " という皆さんの覚悟です。これで腰が引けるようならユーザーへのバリューが薄れるし、新サイトでの方針はあまり効果が見込めないと思います」と説明しました。

営業部長がニヤッと笑って「引きません」と仰ってくださったので嬉しかったです。こうやって顧客と制作会社が互いに共犯者になっていくのが大切なんですよね。企むんだから。

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Web活用支援は顧客の事業や課題解決に貢献するためにあります。お客様もちろんそれに期待してJBNに発注してくださいます。ぼくたちはその期待に応える必要がある。でも、顧客の期待を裏切らないということは、「成果が出ない」と少し違うんですよね。成果はやっぱり結果であって。これをやったら成果がぜったい出るなんてない。

期待を裏切るとは、「チャレンジしない／試行錯誤しない」ことだと思っています。なかなか成果が出なかったらもちろん落ち込むけれど、手を止めることはない。それで止まったり、煙に巻いたり、離れたりすることこそ期待の裏切りなんですよね。

Webサイト制作やその後にあるWeb活用支援はどのみち苦労するに決まっています。成果なんてそんな簡単に出ない。大切なのはその苦労を「親身になってできるか」であって。そのためにお客様がいつまでも「お客様」でいられては困る。傍観者でいてもらっては困る。共犯者でいてくれれば、ぼくたち作り手たちも苦労は厭わない。と思っています。笑

関連note

共犯者になりましょう。