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342 「遅い」はそれだけで弱点になる。(稲田)2023/4/12

「遅い」はそれだけで弱点になる。その意味でコンテンツ(テキスト・動画・ホワイトペーパー・SNSなど)を作るのに制作会社はユーザーに敵いません。また、この対応策として「立派なコンテンツを作る」は最良策ではありません。立派さより速さの方が成果に貢献することは往々にしてあるからです。

当たり前すぎて誰も指摘しなくなったけれど、この10年で起きたことは「制作および発信の民主化(専有の崩壊)」です。もちろんそれは良いことなのだけど、制作会社にとっては「作れます」の価値が大いに目減りしたということでもある。作れることの価値が減った上に、「遅い」というリカバリーできない弱点があります。

「じゃあどうすんの?」という巨大な問いが目前にあるのが一般的な制作会社の共通項だと思います。超ハイクオリティで超高価な会社は別でしょうが、日本にある制作会社の90%が該当するんじゃないでしょうか。ご多分に漏れず、ぼくも「じゃあどうすんの?」にずっと向き合っています。問いって大事なんですよね。

考えるための軸として「行動を恐れない」がひとつのヒントになるかも…と思っていますが、まだ手探りしている段階です。いろいろ試行錯誤したいと思います。とにかく止まらないこと。

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