ザ・ノスタルジー活動顛末記 ③

こんにちは平和男(たいらかずお)です

暫く時空超越スタジオで待っていると
john ben 氏が連れてきたのは
頭巾を被ったイケメンで、まだ10代後半ぐらいの
江戸時代から来た青年で「松尾場☆翔」
と名乗っております

😀和男ちゃんさぁ、歌やってるんだって？
俺もいつか歴史に残る様な歌を作りたいんだよ！
ちょっと聴いちゃったりしちゃいなよ！

😅（か、か、かずおちゃん？いきなりタメ口！
どぅ見ても年下だけど…三百年前から来たら
三百才年上？や、や、ややこしや〜）

翔君は周りを一切気にせずに歌い出しました

〜五月雨を〜集めて早し〜最上川〜
低い声で吟じながら扇を手にゆっくり舞っています

私はjohn ben 氏に呟きました

😦だ、だんな〜どうやら歌の意味が
翔君と私らの時代では違うようですぜ…

john氏は虚な瞳で汗だか涙だか分からない汁を
顔面からしたたらせ、小刻みに震えながら言った
😭す、素晴らし～い！感動した

私は言葉にならない叫び声を上げた！
😲えっ！か、感動〜？五月雨の最上川で〜？😳

john 氏は「これだよ！和男ちゃん！
これに楽器つけようよ！俺、見つけて来るよ」

急いでる割にはゆっくり、とことこと
軽トラ型タイムマシーンでまた別な時代へ
行ってしまいました

多分私が一番年上なのに！
ちゃんずけ…まぁ良いけど

残された私は未だ舞い続ける翔君を
眠気をこらえながら眺めていました

〜夏草や〜つわものどもが〜夢のあと〜
………😪